ソウルフェスティバルあす開幕、イベント満載

ソウル市を代表する祭り「ハイソウルフェスティバル」が、27日の開幕祭を皮切りに5月6日まで開催される。ソウル市は今年で5回目を迎えるフェスティバルを「観光都市ソウル」として跳躍する足がかりにしたい考えで、規模を拡大しさらにバラエティー豊かなイベントを実施する。

キム・ゴンモ の最新ニュースまとめ

フェスティバルの開幕祭は27日午後8時から、漢江公園汝矣島地区の特設舞台で開催される。船舶パレードのほか、シン・スンフンやキム・ゴンモ、ユン・ドヒョンバンド、イ・スヨンなど人気歌手による特別ステージがある。

　週末に当たる28～29日も多彩なイベントが予定されている。慶熙宮では、朝鮮時代王室の茶礼式や王の食事などをかいま見ることができる「宮中の日常」が、雲ヒョン宮では「チャングム」の食文化紹介や武術大会を盛り込んだ「伝統宴会祝祭ハンマダン」が、5月6日まで開催される。北村韓屋マウル一帯では28日から29日にかけ、朝鮮時代の体験イベントが実施される。朝鮮時代の村や両班（貴族）の家、市場などを再現した韓屋をめぐりながら、餅つきや縄ないのほか、体験貨幣を使い当時の風俗や生活を体験することもできる。

　漢江のノドゥルソムでは28日と29日の両日、「全国8地域民俗遊び」が開催され、全羅南道や忠清北道などの伝統的な遊びが楽しめる。28日夜には汝矣島の特設舞台で韓国伝統音楽とブレイクダンスを融合したステージが、南山タワーで伝統音楽ステージがそれぞれ開催される。

　29日には市庁舎前広場で、世界各国の民族公演や文化を体験できる「地球村ハンマダン」イベントが開催される。夜は汝矣島の特設舞台でノンバーバルパフォーマンスが予定されている。午後11時からは、フェスティバルの目玉となる「正祖班次図」再現パレードが始まる。正祖班次図は、朝鮮時代に正祖が母親の還暦を祝い行幸したようすを描いた壁画だ。約930人が120頭の馬とともに昌徳宮を出発し、普信閣～明洞入り口～南大門～ソウル駅～竜山駅～漢江大橋～ノドゥルソムまでをパレードし、フェスティバルを盛り上げる。


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