イ・スンヒョンさん(資料写真)=(聯合ニュース)
イ・スンヒョンさん(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】ソウル中央地裁は13日、常習賭博や売春あっせんなどの疑いが持たれている人気グループBIGBANG(ビッグバン)の元メンバー、イ・スンヒョン(引退前の芸名V.I)さん(29)に対する逮捕状発付を認めるかどうかを決める令状審査を行う。結果は夜遅くに出る見通しだ。 ソウル中央地検は今月8日、七つの容疑でイさんの逮捕状発付を裁判所に請求した。 イさんは2013年12月から約3年半にわたり、米ラスベガスのホテルのカジノでギャンブルを何度も行った常習賭博容疑が持たれている。BIGBANGが所属する大手芸能事務所YGエンターテインメントの創業者で代表プロデューサーだった梁鉉錫(ヤン・ヒョンソク)氏(50)も一緒だった。イさんがギャンブルに使った金額は10億ウォン(約9500万円)以上とみられる。また、梁氏と共に米国でギャンブルの資金をドルで借り入れる際、事前に申告をしなかったとして外国為替取引法違反の疑いも持たれている。 また、15年9月から16年1月にかけ海外の投資家に性的な接待をあっせんした(性売買処罰法違反)容疑と、女性を隠し撮りした写真などをコミュニケーションアプリ「カカオトーク」で送った(性暴力処罰法違反)容疑が持たれている。 16年7月に知人と共にソウルで開業した遊興店(キャバクラなどの風俗店)を一般飲食店として届け出た(食品衛生法違反)容疑と、この知人の会社の資金を従業員の弁護士費に使った横領の疑いもある。 イさんを巡る疑惑では、警察が昨年5月に性売買処罰法違反や特定経済犯罪加重処罰法上の横領など五つの容疑で逮捕状を請求したが、裁判所が棄却したことから事件は翌月に送検された。警察はその後も捜査を行い、常習賭博容疑に起訴を求める意見をつけるなどにして昨年10月に送検し、検察はこの二つを合わせて捜査を進めてきた。
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