四大陸選手権に出場する羽生は会場のソウル・木洞アイスリンクで行われた公式練習に参加し最終調整を行った=5日、ソウル(聯合ニュース)
四大陸選手権に出場する羽生は会場のソウル・木洞アイスリンクで行われた公式練習に参加し最終調整を行った=5日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】フィギュアスケート男子で五輪2連覇を達成した日本の羽生結弦(25)が2018年の平昌冬季五輪以来、約2年ぶりに韓国のリンクに立った。四大陸選手権(6~9日・ソウル)に出場する羽生は5日、会場のソウル・木洞アイスリンクで行われた公式練習に参加。平昌五輪のショートプログラム(SP)で使用したショパンの「バラード第1番」に合わせて最終調整を行った。  羽生は韓国の車俊煥(チャ・ジュンファン)やイ・ジュンヒョンなどと共に約1時間練習。このプログラムを観客の前で演じたのは平昌五輪以来だが、(金メダルを獲得した)当時の演技を再演できるよう努力すると抱負を述べた。 羽生は14年のソチ五輪、18年の平昌五輪で五輪2連覇を達成したほか、世界選手権、グランプリ(GP)ファイナルなど主要国際大会で金メダルを獲得しているものの、アジア、アメリカ、オセアニア、アフリカの選手が出場する四大陸選手権での優勝経験がない。主要国際大会完全制覇がかかる今大会に良い記憶のある平昌五輪のプログラムを選んだ。 練習後のインタビューで羽生は平昌五輪で使用したプログラムに戻す理由について、ただ難しいことをするだけでなく、自分自身が目指しているスケートが一番できるプログラムを滑りたいと話した。また平昌五輪で感じた胸の高鳴りを再び感じたいとも述べた。 この日会場には羽生の公式練習に合わせ、日本から数百人のフィギュアファンと数十人のメディア関係者が集まった。
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