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7日午後、ソウル中央司法刑事合意21部審理で、業務妨害および背任収賄、不正請託禁止法違反などの疑いを受けているアン・ジュニョンPDとキム・ヨンボムCPの初公判が行われた。この日の公判ではアン・ジュニョンPDとキム・ヨンボムCPを始めとした被告人8人全員が出席し、証人申請をしたハン・ドンチョルCPは出席しなかった。
検察はアンPDとキムCPについて「本人たちが望むメンバーをデビューグループに入れるという業務妨害を行い、メール投票でデビューグループを選抜するといって視聴者をだまし4000万ウォン相当の利益を得た。被告人アン・ジュニョンは不正請託と4600万ウォン相当の接待を受けた」と控訴内容を明らかにした。
アンPDとキムCPは弁護士を通じて控訴事実を認めた。しかし順位操作が不正請託によるものではないと再度主張した。
弁護人は「被告人たちが特定の練習生の降板意志を直接的・間接的に確認した。生放送が無理なく行われるように該当する練習生の順位を下げ、下の順位にいた練習生の順位を上げたものだ。結果的に不透明な方式であったが私欲に目がくらんだり、不正請託を受けたわけではない」と強調した。
また弁護人は不正請託および金品授受の禁止に関する法律違反の疑いについて「他の被告人とともに遊興酒店で酒を飲んだ。しかし不正請託を受けて酒を飲んだわけではなく、不正を働いた事実もない。この部分で控訴事実と順位操作が関連していると疑惑が持ち上がったが、全く関係ない」との立場を明らかにした。
同時に起訴された芸能事務所の関係者も接待をしたことを認めたが「親睦を深めるために酒の席をもうけただけだ」とし、不正請託がなかったことを主張した。
これに対し検察は「放送に関する愛情で順位操作を行ったと主張するが、結局自分たちが望む候補が選抜されないと、投票で選ばれたかのように視聴者たちをだましていた。純粋な動機ではなく、番組とデビューグループの成功、Mnet内での昇進、給与などの経済的価値や個人的な利益を追求していた」と指摘した。
アン・ジュニョンPDとキム・ヨンボムCPは「PRODUCE 101」全シリーズに渡ってメンバーの順位を操作したことが明らかになり騒動になっている。今回の事態で「PRODUCE X 101」でデビューした男性グループ「X1」は結局解散し。「PRODUCE 48」の「IZ*ONE」は活動を中断していたが17日にカムバックすることになった。
CJ ENM側は結局昨年12月に公式記者会見を開き「大きな失望を抱かせてしまったことに対し心から謝罪する。デビューを夢見て傷を負った練習生たちには申し訳ない。メール投票をして応援してくれた視聴者にもすみませんと伝えたい。今回の事態は私たちに非があった」と謝罪した。
また「今からでも間違いを正し、傷を癒すために最善を尽くすつもりだ。『PRODUCE』シリーズ、オーディション番組で被害を受けた練習生には金銭的な補償はもちろん、今後の活動に関しても深く話し合っていく」との立場を明らかにした。
昨年から続く「PRODUCE 101」シリーズの得票操作問題はどのような結末を迎えるのか、注目される。
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