◇新型コロナ感染者 首都圏の医療機関で相次ぎ発生 首都圏(ソウル市、京畿道、仁川市)での新型コロナウイルス感染者の増加が続き、緊張が高まっている。首都圏の感染者数は1200人を超え、医療機関での集団感染が相次いで発生している。首都圏に集中している療養型病院で集団感染が発生すれば多数の死者が出る恐れがあるとの懸念も高まっている。◇総選挙出馬の前首相と最大野党代表 きょう討論会 総選挙(15日投開票、定数300)の注目選挙区、ソウル・鍾路区から出馬した前首相で与党「共に民主党」の共同常任選挙対策委員長を務める李洛淵(イ・ナクヨン)氏と、最大野党「未来統合党」代表の黄教安(ファン・ギョアン)氏が6日、討論会で初めて対決する。両氏は午前11時からソウル市内で開かれる鍾路区選挙放送討論委員会主催の討論会に出席する予定だ。新型コロナウイルスへの対応策、経済活性化対策、雇用創出策、少子高齢化対策などについて激しい攻防を繰り広げると予想される。◇教育支出がOECD平均の1.3倍 「削減必要」 企画財政部が西江大産学協力団に作成を依頼した報告書によると、2016年の韓国政府の総支出額に対する教育支出の比率は16.1%で、主要32カ国のうちチリ(20.6%)、イスラエル(17.7%)、スイス(16.4%)に次いで高かった。報告書は、韓国の教育分野の支出が経済協力開発機構(OECD)の平均(12.3%)の1.3倍に上り、学齢人口の減少までを考慮すると、同分野の支出削減を政府支出の構造調整の中核とすべきだと分析した。◇中国人の1日当たり出入国数
ゼロ 92年国交樹立以来初 4日午前0時からの24時間に韓国に入国した中国人と、中国に向けて韓国を出国した中国人(いずれも乗務員含む)が0人を記録した。韓国法務部の関係者は「韓国で中国人の1日当たり出入国数が0人となるのは1992年の国交樹立以来、初めて」と述べ、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための厳しい入国制限措置によるものと分析した。聯合ニュースが6日までに法務部から入手した3月29日~4月4日の出入国統計によると、中国人の入国数が最も多かった日は3月29日で464人だった。中国に向けて出国した中国人は4月1日の175人が最多。その後は減り、4日はともに0人となった。
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