訓練所に入った孫興ミン(右から2人目)=20日、済州(聯合ニュース)
訓練所に入った孫興ミン(右から2人目)=20日、済州(聯合ニュース)
【済州、ソウル聯合ニュース】サッカーのイングランド・プレミアリーグ、トットナムに所属する韓国代表の孫興ミン(ソン・フンミン、27)が20日午後、韓国南部・済州島の海兵隊訓練所に入所した。孫は2018年のジャカルタ・アジア大会のU-23(23歳以下)サッカー男子韓国代表にオーバーエージ枠で加わり、金メダルを獲得して兵役特例の対象となっているが、来月8日まで約3週間の基礎軍事訓練は受ける。 孫は交流サイト(SNS)で、新型コロナウイルス感染拡大防止のため非公開で入所すると表明。この日午後1時45分ごろ、車から降りることなく訓練所に入った。 訓練所の前には熱心なファンや近隣で暮らす住民など約80人のほか、取材陣も約20人が訪れ、関心の高さをうかがわせた。 孫は基礎軍事訓練を受けた後、現役選手としての34カ月間の活動と544時間のボランティア活動を行うことで兵役の義務を果たしたと見なされる。 一方、欧州では新型コロナウイルス感染の拡大が続いており、イングランド・プレミアリーグの再開は無期限延期となっている。
Copyright 2020YONHAPNEWS. All rights reserved. 0