PENTAGON の最新ニュースまとめ
まず、第1次バトルのステージで、「Block B」の「Very Good」を披露した「PENTAGON」。“ステージで楽しむ人が最終的には勝つ”という信念で、ステージへ。上半身裸のホンソクが鎖でつながれるという衝撃的なビジュアルで始まり、カリスマ性あふれるパフォーマンス、演技力で見る人を圧倒した。
「Everybody」でクランプをしながら肉体美を見せた「ONF」のWYATT(ワイアット)が、腹筋バキバキのホンソクの姿を見て、「もう脱がない」と脱帽したほど、オープニングのホンソクの姿はインパクト大だった。
第1次バトルのファイナルステージを飾った「THE BOYZ」は、「SHINee」テミンのソロ曲「怪盗(Danger)」を11人バージョンで披露。王冠を盗む“怪盗”コンセプトで、マジックショーを彷彿させる華麗なステージを展開。難易度の高いアクロバティックな振付も、メンバーたちの息の合ったコンビネーションで成功させた。唯一ダンサーなしの構成だったが、ステージを華やかに魅せる演出はまさに圧巻だった。
結果、1位「THE BOYZ」、2位「PENTAGON」、3位「ONF」、4位「TOO」、5位「Golden Child」、6位「VERIVERY」、7位「ONEUS」。
評価スコアには含まれない初回の「90秒パフォーマンス」ミッションで1位だった「THE BOYZ」、2位だった「PENTAGON」は第1次バトルも同じ成績をキープ。逆に7位だった「TOO」が3ランクアップ、5位だった「ONF」が2ランクアップし、上昇気流。
続いて、第2次バトルのテーマは、自分たちの歩んできた道のりを最も表現できる曲を選曲して聴かせる「私の歌」。審査は第1次バトルと同様、出演者投票(30%)に加え、今回はオンライン観客評価団(140人)投票(70%)を合算して、順位が決定される。
キューシート(出演順)は前回と同じく、第1次バトル1位の「THE BOYZ」に決定権が与えられたが、なんと他の出演者には収録当日に公開。楽屋に入って、初めて出番順を知るのだ。さすが、数々の人気オーディション番組を生み出してきたMnet。鬼のような試練をよく考えるなと改めて感心させられる(笑)。
「THE BOYZ」が考えたキューシートは、自分たちを最後にし、それ以外の6組はデビュー順。古い方から並べたので、なんと「PENTAGON」がトップバッターとなったのだ。
そんな「PENTAGON」にとって、第2次バトルには特別な想いがあった。メンバーの最年長ジンホが、これが入隊前最後のステージとなるからだ(ジンホは5月11日に入隊)。
練習では、「万年2位の『PENTAGON』~」と自虐的にも明るく練習室に入ってきたメンバーたちは「ジンホヒョン(お兄さんの意味)と最後のステージだけど、楽しくやろう」(ヨウォン)、「そうだね。ハッピーに。ジンホヒョンも笑いながら、ハッピーに送ってあげて」(フイ)と楽しいステージにしようと誓い、大ヒット曲「Shine」と「Spring Snow」のマッシュアップステージを準備することに。
さらに、ジンホに内緒で、リーダーのフイがジンホ以外のメンバーを集め、20代をこのグループに捧げてきたジンホのため、「こういうバトルステージでは弱いかもしれないけれど、今この時じゃないと、もうできないステージだから、ジンホヒョンのために本当に成功させたい」と格別な想いを語り、本番でのサプライズステージを提案した。
本番のステージでは、スーツケースを利用したパフォーマンスで、「Shine」を披露。楽しい雰囲気が最高潮に達したところで、ステージに一人残るジンホに向け、メンバーたちのビデオメッセージが流れた。温かい言葉に、ジーンとするジンホ。そんなジンホを囲むように、涙をこぼしながらステージに戻ってきたメンバーたち。
感極まり、声を絞り出しながら「Spring Snow」を歌い始めたフイだったが、「ジンホヒョン、気をつけて行ってきて」と気持ちを整え、「もう二度と戻らないこの瞬間、『PENTAGON』!もう一回遊ぼうか!」とシャウトし、メンバー8人が最後まで寄り添う姿を見せていたのが感動的だった。
曲が終わっても、なかなか立ち上がれず、大きな声でワンワン泣きじゃくるフイの姿は胸を熱くした。そして、ジンホの言葉も涙モノだった。
ジンホはメンバーたちに、「お前たちと5年以上一緒にやってきて、幸せじゃなかった瞬間は1回もなかった。だから、『PENTAGON』が終わるまで、ずっと幸せでいられると思う」と伝え、「すぐに行ってくるから。元気で、ケガしないで。お前たちなら、上手くできるから。みんな分かってくれるよ」と激励した。
全員で円陣を組み、「愛してるよ」と伝え合うメンバーたち。バトルステージだが、勝つことより、仲間を思いやり、最高の思い出を作ることを優先させた「PENTAGON」の深い絆が、ステージ上でキラキラ輝いていた。
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