ハイト真露の「ハイトゼロ0.00」(同社提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
ハイト真露の「ハイトゼロ0.00」(同社提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】本格的な夏を前に飲料メーカー各社が韓国のノンアルコールビール市場で熾烈(しれつ)な争いを繰り広げている。 ハイト真露やロッテ七星飲料などのメーカーが先行する市場に、中国の青島ビールが製品を投入し、韓国ビール最大手のOBビールも年内に製品を出す計画だ。 業界関係者などによると、韓国で初めてノンアルコールビールを発売したのはハイト真露だ。2012年11月に「ハイトゼロ0.00」(355ミリリットル)を発売し、16年3月にはテイストからパッケージデザインまで全面的に改良した。これまでに約5400万本販売され、4~5月の販売量は前年同期比29%増加した。 ロッテ七星飲料は17年6月に「クラウドクリアゼロ」(350ミリリットル)を発売した。同社によると、今年1~4月の販売量は前年同期比50%増加した。 最近では青島ビールが「TSINGTAO Non Alcoholic」(330ミリリットル)を発売し、市場に参入した。同社のラガービールのテイストをそのままにノンアルコールで実現した製品という。 OBビールは年内にノンアルコールビールを発売する計画だ。ビール国内最大手のOBビールがノンアルコールビール市場に参入すれば、シェア争いはさらに激しくなるものとみられる。 業界関係者は「健全な飲酒文化が広がり、ノンアルコール飲料の販売が増えている」とし、「現在100億ウォン(約8億8000万円)程度の市場が2000億ウォンまで成長すると予想される」と話している。
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