韓国プロ野球復帰を撤回したカン・ジョンホ、去就は「まだ決められない」＝引退か、海外で再挑戦か

元メジャーリーガーのカン・ジョンホ（33）が韓国プロ野球（KBOリーグ）復帰を放棄。飲酒運転という罪を犯した事実は変わらないが、引退するにはまだ早いという声もあり、今後どのような選択をするのか注目される。

カン・ジョンホ（姜正浩） の最新ニュースまとめ

　KBOリーグ復帰を目指していたカン・ジョンホは29日、自身のSNSに長文を投稿し、KBOリーグ復帰を「諦める」と伝えた。

　KBOリーグ復帰撤回したことで、カン・ジョンホの去就に関心が集まる中、本人は「今後どうするか、まだ決定できていない」とし、「どのような道を歩むことになっても、周りを見つめて家族を大切に養い、より良い人間になれるよう常に努力する。また、奉仕と社会貢献活動を通じて、少しでも社会に貢献できる人になりたい」と綴った。

　最後まで反省の姿勢をみせ、去就については「決定していない」と明かしたカン・ジョンホ。彼に残された道は2つ「引退」もしくは「海外での選手生活」だ。

　日本や台湾など、海外で選手生活を続ける道が残されているが、「飲酒運転」という前科が行く手を阻む可能性がある。飲酒運転によってカン・ジョンホに向けられた非難が韓国よりは幾分少ないという点では”なくはない可能性”との見方もある。

　これを前に、カン・ジョンホはKBOリーグ賞罰委員会が決定した懲戒（有期失格1年、奉仕活動300時間）が決定した日、謝罪文を通して「野球がどれだけ大切なものなのか、はっきりとわかった。最後にもう一度だけ、野球をまたやりたい」と心境を明かしていた。