TOMORROW X TOGETHER の最新ニュースまとめ
改めて、今までに公開されたTXTの芸術的なミュージックビデオの数々を、アート表現の部分に着目して振り返ってみたい。
●「CROWN(ある日頭から角が生えた)」(2019年)
TXTのイメージを強く印象付けたデビュー曲「CROWN」のミュージックビデオ。全体に渡りふんだんにモーショングラフィックスが散りばめられており、AR(拡張現実)の技術をうまく取り入れた表現手法だ。ポップなカートゥーンアニメーションにかわいらしい少年たちのパフォーマンスが最高にマッチしている。
●「Nap of a star(星の昼寝)」(2019年)
デビューアルバムのラストを飾っているこの1曲。「Nap of a star」というおとぎ話のタイトルのように、ミュージックビデオも海外の絵本を読んでいるかのようなトーンで表現されている。懐かしいディズニーアニメを見ているかのような美しさだ。映像、アニメーション、絵本、それらの各要素をバランスよく混ぜ込んだアート的映像作品である。
●「Magic Island」(2019年)
「THE DREAM CHAPTER」シリーズ2番目で初のフルアルバム「THE DREAM CHAPTER:MAGIC」に収録された「Magic Island」。13分の動画はもはやミュージックビデオというよりショートムービーだ。オープニングで曲のタイトルが出てくるアニメーションのカットは、ロールプレイングゲームのスタート画面のような仕上がり。全体をいくつかのSectionで区切ってものがたりが展開していくのだが、そのSectionの始まりごとに出てくるイラストがとても芸術的だ。少し古めかしく、魔術書のような雰囲気を醸し出している。
●「Eternally」(2020年)
そして、先日公開された「Eternally」。冒頭でも紹介したが、悪魔やモンスターかのように鋭い耳や刃のような羽を生やしたTXTのメンバーを、イラストで描いている。若者を中心に、少しダークトーンで鬱っ気・毒っ気のあるアニメが流行っているように思うが、日本のアニメが世界で評価されているという前提から、そうしたアートスタイルが取り入れられたのかも知れない。
以上。今回はTXTの過去のミュージックビデオの中で、アート表現が際立った作品を挙げた。だがまだまだ注目すべき作品がたくさんある。またの機会で共有して行きたいと思う。
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