科学技術情報通信部(資料写真)=(聯合ニュース)
科学技術情報通信部(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】ビッグデータと施設利用者を管理する電子名簿のデータを連携させることで、一段と迅速かつ正確な新型コロナウイルスの疫学調査が可能になる見通しだ。

 韓国科学技術情報通信部は「2020年データフラッグシップ事業」の10課題を選定し、7日に着手報告会を開催したことを明らかにした。同事業はビッグデータの活用を広げるため優れたデータ活用事例を支援するもので、科学技術情報通信部が13年から韓国情報化振興院を通じて実施している。

 選定された課題のひとつが、疾病管理本部と電子部品研究院が共同開発する「データ基盤疫学調査支援システム」だ。位置データの送信を自動化し、感染者の移動経路分析や感染リスクの高い地域、感染経路の割り出しを高度化するもので、特に電子名簿データとの連携により、一段と迅速で精度の高い疫学調査を可能にする。


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