ただし、大統領府と警察はいずれも朴市長に告訴受理の事実を知らせていないと否定し、キム・チャンリョン(金昌龍)警察庁長官候補の国会人事聴聞会で、当該問題が再び俎上に載る見通しだ。
朴市長のセクハラ被害告訴人である元秘書A氏の立場が公開された13日の記者会見で、イ・ミギョン韓国性暴力相談所長は「ソウル市長には捜査が始まる前に証拠隠滅する機会が与えられるという点を目撃した」と主張した。
告訴人A氏は4年以上悩んだ末、朴市長を告訴したが、その直後に捜査状況が朴市長側に渡ったということだ。A容疑者は今月8日、午後4時30分にソウル地方警察庁に告訴状を提出した後、翌9日午前2時30分まで告訴人陳述調査を受けた。
朴市長のセクハラ事件の告訴事実は、ソウル地方警察庁から警察庁を経て、大統領府に報告されたものと見える。ソウル地方警察庁関係者は「通常、重要事件は上級機関である警察庁に報告する」とし「今回の事件も警察庁に報告した」と明らかにした。
大統領府も警察から当該事実の報告を受けたということは認めた。
しかし、警察と大統領府いずれも、当該事実を朴市長に知らせたことはないという。朴市長が大統領府の通知を通じて告訴受理を知ったという一部マスコミの報道を否定したのだ。
ソウル地方警察庁の関係者は、「告訴の事実を朴市長に知らせたことはなく、召喚日程を調整したこともない」と強調した。
Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 83