25日科学界によると、来年度の政府予算案確定のための企画財政部の予算審議が先週終わり、△基礎科学研究所(IBS)主導の韓国ウイルス基礎研究所の設立、△動物感染モデル実験室の運営費用増加案、などが反映されたものと確認された。
国会の予算審議の手続きがまだ残っているが、新型コロナウイルスの流行が続いている上、第二、第三の新型コロナウイルス流行が起こる可能性が濃厚なだけに、国会でも感染病対応に関する予算には比較的賛成の声が高まっているものとみられる。
これに先立ち、科学技術情報通信部は企画財政部に提出した予算案にIBSの韓国ウイルス基礎研究所の設立案を盛り込んだ。また動物感染モデル実験室を韓国生命工学研究院のテジョン(大田)本院に追加設立する案も反映した。
一連の案は「科学界次元の新型コロナウイルス長期対策案」として注目されているが、このうち動物感染モデル実験室を追加設立する案は企画財政部の審議過程を通過できなかったことがわかった。代わりに企画財政部は既存の施設に対する運営費を増やす方向で案を調整したものと伝えられた。
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