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韓国 けさのニュース(9月25日)
◇北朝鮮は韓国人銃殺事件に沈黙 コロナ防疫は強調 北朝鮮に近い海域で行方不明となっていた韓国公務員の40代男性を北朝鮮軍が銃殺して遺体を燃やした事件に対し、北朝鮮は25日午前7時現在まで沈黙を守っている。朝鮮中央通信や労働新聞、朝鮮中央放送、対外宣伝メディアなどの北朝鮮メディアは事件について一切言及していない。韓国青瓦台(大統領府)は前日、北朝鮮を強く糾弾し、責任者を処罰するよう求めたが、無視で答えた形だ。労働新聞には、新型コロナウイルスの流入を遮断するための「防疫障壁」を強調する記事が掲載されたのみだ。◇米国「韓国を全面的に支持」 男性銃殺で北朝鮮を糾弾 米国務省は24日(米東部時間)、北朝鮮が行方不明となっていた韓国公務員を銃殺した事件に関連し、韓国の立場を全面的に支持すると表明した。国務省の報道官は聯合ニュースの質問に対し「われわれの同盟である韓国の糾弾と、北朝鮮の完全な釈明に対する韓国の要求を全面的に支持する」と述べた。今回の事件に対して韓国が断固とした立場を表明したことに関し、韓米間の緊密な協力が維持されていることを強調したものと受け止められる。◇コロナ新規感染者3桁台続く 中秋節「特別防疫対策」きょう発表 秋夕(中秋節)の連休(30日~10月4日)を翌週に控えて韓国の新型コロナウイルス新規感染者数が連日3桁台に増加し、防疫が非常事態に直面している。首都圏を中心にオフィス、保育園、宗教施設、病院など各地で集団感染が相次ぎ、やや収まりつつあった新型コロナウイルスの感染拡大の勢いが再び増している。中央防疫対策本部は25日、秋夕の特別防疫期間に適用する防疫対策と「社会的距離の確保」の詳細な措置などを発表する。◇インフルワクチン 無料接種中止で品薄・値上がり懸念 インフルエンザワクチンの流通上の問題により政府が無料予防接種を一時中止したことで、小さな子どもを持つ保護者や高齢者を中心にワクチンの品薄状況に対する不安が広がっている。 一部では現在、品質検査中のワクチンが廃棄される場合、必要量が不足して予防接種ができなくなり、接種費用も上がるのではないかとの懸念が出ている。無料予防接種は一時中止されているが、病院・医院で有料で接種を受けることができる。◇トットナム孫興ミン 欧州リーグ予選で1得点2アシスト サッカーのイングランド・プレミアリーグのトットナムで活躍する韓国代表の孫興ミン(ソン・フンミン)が25日(日本時間)、欧州リーグ予選3回戦でシュケンディヤとのアウェー戦に先発出場した。孫は1―1で迎えた後半25分に決勝ゴールを決め、1ゴール、2アシストの活躍で欧州リーグ本選への最後の関門となるプレーオフ進出を主導した。