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ノーベル委員会によると、順次、医学生理学賞(5日午後6時30分)、物理学賞(6日午後6時45分)、化学賞(7日午後6時45分)、文学賞(8日午後8時)、平和賞(9日午後6時)、経済学賞(12日午後6時45分)など、計6部門で受賞者が発表される予定だ。
今年、韓国では化学賞の関心が最も高い。ソウル大学客員教授で基礎科学研究院(IBS)ナノ粒子研究団団長のヒョン・テクファン(玄澤煥)団長(56)が予想受賞者リストに上がっているためだ。
やはり関心が高いノーベル平和賞候補としては、来月3日の米国大統領選挙で勝負を繰り広げる予定のドナルド・トランプ大統領とジョー・バイデン民主党大統領選候補がいずれも推薦を受けている。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と政敵であるアレクセイ・ナワリヌイ元ロシア進歩党代表も平和賞候補だ。
数年間続いた‘Me Too’事態の影響で、昨年2人の受賞者が誕生したノーベル文学賞の場合、今年はフランス領グアドループ生まれのマリーズ・コンデ(83)が有力視されている。その他にもリュドミラ・ウリツカヤ、村上春樹、マーガレット・アトウッド、グギ・ワ・ジオンゴ、アン・カーソン、ハビエル・マリアス、コ・ウン(高銀)詩人、エン・レンカ(閻連科)、アニー・エルノー、コーマック・マッカーシー、ドン・デリーロ、マリリン・ロビンソン、ジャメイカ・キンケイド、ユイホア(余華)などが有力候補に上がっている。
医学生理学賞は、がんワクチンの共同研究者である日本の中村祐輔博士が有力だ。また、カリフォルニア工科大学のパメラ・ビョルクマン教授、ハーバード大学のジャック・ストロミンガー教授などの名前も挙がっている。
物理学賞には、米海軍研究所の物理学者であるトーマス・キャロルとルイス・ペコラ博士、米バークレー大学のアレックス・ジェトル教授、英電算宇宙論研究所(ICC)のカルロス・フランク所長、カナダのビクトリア大学のフリオ・ナバーロ教授、ドイツのマックスプランク天体物理学研究所のサイモン・ホワイト元研究所長などが挙げられる。
経済学賞の候補者リストはまだ発表されていない。
毎年スウェーデンのストックホルムで行われていたノーベル賞授賞式だが、今年はコロナの影響で中止になった。授賞式はオンラインで代替される見通しだ。
ノルウェーのオスロで別途開かれるノーベル平和賞授賞式は、規模を縮小して別途開催する。
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