与野党の院内代表、秋夕を締めくくる晩餐会を開催…北朝鮮による銃撃事件など意見の相違は相変わらず＝韓国

与野党の院内代表がチュソク（秋夕、中秋節）連休の最終日である4日、晩餐会を開き、民生問題の解決に力を合わせると述べた。

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ただし、北朝鮮の韓国公務員銃撃事件と高級公職者犯罪捜査処（公捜処）の設置など、争点に対する意見の相違には接点を見出せず、通常国会に対する原論的な水準の意見を共有することにとどまった。

キム・テニョン（金太年）共に民主党院内代表とチュ・ホヨン（朱豪英）国民の力院内代表は同日午後6時30分から9時まで、ソウル某所で非公開の晩餐会を開いた。この席は、金院内代表の提案で設けられた。

終了後、共に民主党のパク・ソンジュン（朴聖俊）、国民の力のペ・ヒョンジン院内報道官はメッセージでの公示を通じて「与野党院内代表は9月、4次補正予算と民生法案通過を円満に合意処理し、互いに感謝の挨拶を交わして、秋夕連休を終えた後に会が設けられた」とし「今回の通常国会では、与野党がコロナ克服と民生問題解決に最善を尽くすことで意見を交わした」と明らかにした。

これに先立ち、秋夕の連休前に、与野党合意が不発に終わった対北朝鮮糾弾決議案と公捜処、公正経済3法処理などに対する懸案が話題に上るものと見られていたが、これに対する協議は具体的に進展していない。

ある出席者はnews1との電話インタビューで「雰囲気は悪くなかった」と伝えた。

朱院内代表は晩餐会を控えたこの日午前、国会で記者懇談会を開き「韓国公務員の遺体送還と事件の真実究明のために聴聞会を含めて、すべての可能な措置を取る」と聴聞会開催を主張した。

これに対し金院内代表はこの日午後、記者懇談会で「南北共同調査で事実を究明しなければならないという立場」とし、聴聞会開催要求に線を引いた。対北朝鮮糾弾決議案については、野党との協議が必要だという立場も明らかにした。