＜インタビュー＞2000安打達成したヤン・ジュンヒョク選手

プロ野球・サムスンライオンズの看板打者ヤン・ジュンヒョク選手が9日、国内プロ野球26年の歴史上初となる2000安打を達成した。ヤン選手は1993年にプロ入り、14年2か月目の快挙となった。試合後に目をうるませ、感激した様子で大記録を成し遂げた心境を語った。以下は一問一答。
――おめでとうございます。今の気持ちは。

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「毎試合、自分の持っているものをすべてスタジアムに注ぎ込むつもりで走ってきた。それが積もりに積もって今日の2000安打記録達成につながったのだと思う」

――2000安打目はどのような球種を狙ったか。

「いつもストレートを狙って打っている」

――記録は意識したか。

「意識しなかったと言ったらうそになるが、前日の方がプレッシャーは大きかった。今日は心が軽かった」

――2000安打の瞬間、何を思ったか。

「15年かかった。打って1塁に走っていく間、過去にトレードされたことや選手協会問題で除名されたこと、スランプに陥ったことなどが頭の中にフィルムのように流れていった」

――そのほかには。

「イ・スンヨプ（日本プロ野球・読売）に押されいつもナンバー2の席にいた。その悔しさは他人には分からない。しかし、イ・スンヨプの姿を見て多くのことを学び、自分の力不足を顧みて努力したおかげで今日があると思う」

――今年38歳になるが、いつまで安打を打ち続けられると思うか。

「3～4年はもっと努力し、2500安打が目標だ。その後はチームが自分を必要としてくれる限り、行けるところまで行ってみたい」


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