11日、警察などによると、当時、当直兵士だったA氏は今月初め、ソウル市ヨンドゥンポ(永登浦)警察署に黄議員に対する名誉毀損嫌疑の処罰取下げ書を提出した。
A氏側はメディアを通じ、「黄議員が謝罪したため、処罰取下げ書を提出した」と伝えた。名誉毀損は反意思不罰罪であり、被害者が望まなければ起訴できない。
これに先立ち、自由法治センターはA氏に対して‘単独犯’などの表現を使った黄議員を韓国大検察庁に名誉毀損で告発している。検察はこれをソウル南部地検に割り当て、永登浦警察署に送り捜査指揮した。
黄議員は9月、A氏の実名を公開し、「言動を見ると、到底単純な情報提供だけとは思えない」とし「この過程に介入した政治工作勢力があるかも究明すべきだ」と主張した。
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論乱が広がると黄議員は掲示した翌日、「A氏に関し、私がフェイスブックに書き込んだ文章で不本意にもご迷惑をおかけし、申し訳ない」と謝罪した。
その後9月29日、黄議員は記者会見で「秋長官に対する検察捜査が嫌疑なしで処理され、国民の知る権利のために行われたとしても、当直兵士に被害があったら百回謝罪すべきこと」と頭を下げた。
ただし、名誉毀損容疑以外の他の容疑に対する警察捜査は続く見通しだ。当時、黄議員は請託禁止法(不正請託および金品等授受の禁止に関する法律)違反などの疑いでも告発されている。
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