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イ長官はこの日、国会議員の集まりである韓国児童人口環境議員連盟(CPE)と国連世界食糧計画(WFP)が共同主催した「ゼロハンガー革新政策会議」の祝辞で、新型コロナウイルス(COVID-19)により北朝鮮の民生と経済的困難が激しくなったとして、このように述べた
「コロナにより作物の生産・供給システムが崩れ、気候変動による被害が加わり激しい飢饉と食糧難に見舞われることを警告している」とし「このような状況で、私たち自身はもちろん、同じ民族であり、同胞であり、水害・コロナ・制裁という三重苦の中で経済と民生の困難に直面している北朝鮮住民を考えざるを得ない」と述べた。
彼は「必要であれば、来年の春にでも、食糧、肥料などを通して適時に南北が協力していくことができなければならない」とし「朝鮮半島の長い歴史の中で、南北の住民たちは一つになって生きてきたし、今も互いにつながっている生命と安全の共同体であるため」と強調した。
彼は「保険医療・災害災難・気候環境分野での南北の協力を成し遂げたなら、朝鮮半島は、より安全で強固な生活の基盤として生まれ変われる」とし「このために予測可能で安定した相互協力の推進システムを政府が設けてみたい」と話した。
イ長官は、「一度きりの方法から脱皮し、年間計画に基づいて持続可能な協力の枠組みを作る」とし「人道的協力事業全般に対する新しい推進動力を設けたい」と述べた。
同時に彼は「政府だけの力では難しいゆえ多様な主体、主役と新たな協力の道を切り開くべきだ」と南北協力への関心を促した。
また「1984年ソウルが大洪水被害を受けた際に、北朝鮮が被災者に救援物資を支援した事例を覚えている」とし「今、朝鮮半島の平和プロセスはしばらく止まっているが、人道的協力の道でより大きく開くことができる朝鮮半島の平和への機会となることを期待して協力を準備していく」と付け加えた。
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