デビューをショーケースを無事に終えた「ENHYPEN」。(画像:画面キャプチャ)
デビューをショーケースを無事に終えた「ENHYPEN」。(画像:画面キャプチャ)
11月30日(月)、ついに1stミニアルバム「BORDER : DAY ONE」で待望のデビューを果たした「ENHYPEN」。デビューまでの道のりを全4回で構成した初のリアリティ番組「ENHYPEN&Hi」(Mnet)が放送されてきたが、12月2日(水)の放送をもって最終回を迎えた。

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最終回はバーベキューパーティーの模様から公開された。これまでの放送で、言葉のゲームや韓国の伝統的なゲームが始まると、日本人メンバーのニキがいまひとつ楽しみきれていない様子だったが、この日は違った。ソヌの言葉を冗談で返し、ソンフンから「韓国語が上手くなった」と褒められると、「ヒョン(お兄さん)たちのおかげ」とし、悪い言葉もたくさん覚えたとニッコリしながら余裕まで見せていた。

キャンプファイヤーをしながら、メンバーにあてた手紙の朗読がハイライトだったが、このときも「僕にとって『ENHYPEN』は家族のような存在」と明かしたニキ。「つらいことも嬉しいことも悲しいことも共にしてきた仲じゃないですか。これからも一緒に頑張って成功的なデビューを目標にたくさん努力しましょう。僕たちは世界で1位になれると信じています。1位になるために、どんなつらいことも一緒に頑張って努力していきましょう。僕たちは一つです。忘れないでください」と世界1位という大きな夢を掲げ、メンバーたちを感動させた。

また、ヒスンとソンフンは一人ずつにメッセージを送る手紙を読み上げ、ジェイだけは「メンバーとしてではなく、友達ジョンソンとして手紙を書きます」とここでも熱い男ぶりを見せていたが、メンバー全員が期待に胸を膨らませ、この7人で頑張って、高みを目指すという覚悟を示し、素晴らしいアーティストになりたいという気持ちが十分に伝わってきた。何よりもお互いをリスペクトし合っている姿がステキだった。

メンバーたちが2組に分かれて、ショッピングを楽しんだり、食事を楽しんだりする姿も目を引いた。特に、食事の場所は寿司をはじめ、うどん、天ぷらが用意された和食店。寿司のわさびに悶絶するメンバーたちの姿も可愛かったが、早々に一皿(12貫)をペロリとたいらげたソンフンが、食べきれないニキの分までジェイクと分けようと、2人がサーモンを箸から箸へ渡そうとした瞬間、ニキが驚いた表情で固まった。そこで、日本では箸渡しや肘をついて食べるのはタブーだという日本のマナーをニキが教える一幕も。ジェイも日本の食事では、取り皿で受け取るということを知っていて、ちょっとしたマナー講義となった。さらに、食べ終わった後、ヒスンがニキに確認し、「ごちそうさまでした」と言ったのを皮切りに、メンバー全員が日本語で「ごちそうさまでした」と言って席を立ったのも印象的だった。

その後、MV撮影初日の模様に続き、気になっていたリーダー選抜の模様も公開された。これまでBig Hitエンターテインメントは「BTS(防弾少年団)」も「TOMORROW X TOGETHER(TXT)」も、リーダーを選抜するための教育を受け、リーダーを決めてきたが「ENHYPEN」も同じだ。

その過程で、ニキがアンケート用紙を記入するのに時間がかかり、韓国語の意味が分からず困っていると、ニキのもとにやってきたのがジェイ。優しいなと思っていると、言葉の意味を日本語で説明し始めたので、それにもっと驚かされた。先ほどの食事のマナーといい、日本語といい、ジェイが日本の文化を勉強しているのは間違いなさそうだ。

そんなジェイは前からメンバーたちが言っていたように、グループの生活リーダー、ムードメーカー的な存在なので、リーダー候補としては「メンバー間で葛藤が生じた際、中立の立場をキープし、調整しそうな人」、「人間性において、一番学びたいと思う人」という項目で一番名前が挙がったヒスンとジョンウォンに絞られた。

そして、最終的に「グループで一番感情の起伏がない人」、「良くないことがあったとき、一番平常心をキープしそうな人」で一番名前が挙がったメンタルの強いジョンウォンに決定した。

ジョンウォンは年齢で見ると、下から2番目の末っ子ラインだが、ソンフンいわく「考えが深く、頼もしい」そうで、リーダーにふさわしいメンバー。もう一人の候補だった最年長のヒスンは「メンバーと一緒に歩んでいく人がリーダーだと思うので、そういうリーダーになってほしいと思う。重荷に感じないでほしい」と話し、リーダーとなったジョンウォンも「チームメイトのようなリーダー、距離感のないリーダーになりたい」と意気込んだ。

そうして迎えた11月30日のデビューショーケースを大盛況で終え、この番組もエンディングを迎えたが、「ENHYPEN&Hi」シーズン2への意欲をちらつかせたメンバーたち。リアリティ番組もいいが、メンバーそれぞれに魅力的なキャラクターがあるので、今度はバラエティ番組に出演する姿も見てみたいものだ。

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