「公正なワクチン供給」…国際腐敗防止会議‘ソウル宣言文’を発表(画像提供:wowkorea)
「公正なワクチン供給」…国際腐敗防止会議‘ソウル宣言文’を発表(画像提供:wowkorea)
韓国で開かれた国際腐敗防止会議(IACC)で公正なワクチン供給など共同目標が盛り込まれた‘ソウル宣言文’が公表された。

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国民権益委員会は5日、国際透明性機関と共同主催した第19回IACCが4日、ソウル公表文を発表し、終了したと明らかにした。2年ごとに開催される世界最大の腐敗防止フォーラムであるIACCは新型コロナウイルスのパンデミックにより、韓国で1日からオンラインで開催された。

ソウル宣言文には、公平なワクチン供給とともに既得権者の責任強化、構造的差別の解消、民主的価値の守護、市民社会の領域拡大、言論の自由の保障、国境を越えた連帯構築など、新型コロナウイルスで腐敗がさらに深刻した状況で、平等を基にした目標を達成するための方策が含まれた。

今回のIACCで新型コロナウイルスのパンデミック状況で腐敗防止のための実質的な方策について議論し、各国政府と国際機関、市民社会、マスコミ、学界など各主体が努力すべき部分を具体化した。

また、自国の利己主義が強まる状況で‘真実、信頼、透明性’とは、人類共通の価値を守るために国境を越える連帯との協力が切実だということで意見が一致したという。

前日‘腐敗資金と免責の悪循環の切断’をテーマに行われた全体セッション4でマネー・ロンダリングやタックス・ヘイブンなど腐敗資金問題に解決に向け、国際レベルでの協力と国をあげての対応が欠かせないという点が強調された。

南アフリカ共和国の検察総長は「南アフリカ共和国に毎年GDPの3分の1に達する650億ドルの資金が流入する」とし「国家間の異なる手順と弱い政治的意志、金融システム上の制約などの障害物にもかかわらず、国家間の協力関係の構築が重要だ」と強調した。

閉幕セッションでは、アン・ソンホ韓国行政研究院長が「韓国はパンデミック危機を国民の生命を守り、民主主義を強化する学習の機会とした」とし「K-防疫は、民主主義が最善の社会的ワクチンであることを証明した」と述べた。

チョン・ヒョンヒ権益委員長は閉幕行事で「私たちの残された課題は、この4日間の悩みと議論を行動に移すこと」とし「危機と絶望の時代に踏み出すこの足跡が私たちの未来を希望にする鍵となる」と述べた。

今回のIACCは500人以上が参加し、オンライン会議の役割を果たした公式ホームページの訪問者数は150万人を超えるなど、歴代最大規模を記録したと権益委が説明した。権益委は4日間進行するプログラムを約60から約120以上に増やし、すべてのイベントと会議をオンラインで生中継した。


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