国立中央医療院に設けられている新型コロナウイルス検査の専用診療所。大勢の人が検査を受けるため訪れている=6日、ソウル(聯合ニュース)
国立中央医療院に設けられている新型コロナウイルス検査の専用診療所。大勢の人が検査を受けるため訪れている=6日、ソウル(聯合ニュース)
◇コロナ新規感染者615人 あすから首都圏は「部分的ロックダウン」 中央防疫対策本部によると、7日午前0時までの24時間に国内の新型コロナウイルス感染者数は615人増え、累計3万8161人になった。1日当たりの新規感染者数は11月初めまで100人前後だったが、中旬から急速に増え続け、今月に入ると600人を超えた。検査件数が平日に比べ大幅に少ない週末も新規感染者が600人台となり、陽性率が上昇するなど、流行状況を示す各種指標は連日悪化している。これを受け政府は首都圏で8日から28日までの3週間、防疫対策「社会的距離の確保」のレベルを第2.5段階に強化することにした。現在は5段階あるレベルのうち上から3番目の第2段階だが、これを上から2番目に引き上げる。第2.5段階では、カラオケ店、屋内スポーツ施設などが休業となり、スーパーマーケットや百貨店、映画館、ネットカフェなどは午後9時以降の営業が禁止される。50人以上の集まりも禁じられる。 ◇韓国企業開発の血漿分画製剤投与でコロナ完治 製薬大手のGC緑十字は、新型コロナウイルス感染症の治療薬として同社が開発した血漿(けっしょう)分画製剤を投与された患者が完治する事例があったと明らかにした。血漿分画製剤投与後の完治報告は国内初という。9月に感染が確認された70代男性が完治の診断を受けた。GC緑十字は高リスク群の患者を対象に第2相臨床試験を実施している。◇政府・与党 2050年脱炭素へ推進計画を議論  政府と与党「共に民主党」は7日に協議会を開き、二酸化炭素(CO2)の排出を実質ゼロにする「炭素中立(カーボンニュートラル)」を2050年までに達成する取り組みについて議論する。具体的な実行戦略を話し合う予定だ。
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