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13日、疾病管理庁中央防疫対策本部によると、この日午前0時基準のコロナ新規感染者は1030人だ。これは今年1月20日、国内で初めてコロナ感染診断者が発生して以来、最多の規模だ。
特に、1週間の1日平均地域発生感染者は719.6人に達する。社会的距離確保2.5段階基準1週間の1日平均400~500人を超え、3段階基準1週間の1日平均800~1000人以上に迫っている数値だ。
これに対し、オンラインでは‘もう3段階にすべきではないのか’、‘首都圏だけ2.5段階にしたので、人々はみんな地方へ遊びに行く。全国単位の措置で3段階にすべきだ’、‘10人以上集まらないでほしいと言っていて、10人以下で集まり、酒に酔って遊んでいる人にはいつになったら勧告して収拾できるのか。3段階にしなければならない’などの意見が寄せられている。
実際、距離確保の段階が低い地域や施設を探す風船効果は現実化したことがある。
感染症専門家らはSNSを通じ、いわゆる‘先制的格上げ’を既に助言してきた。
首都圏で距離確保が2.5段階に上がった当時、カチョン(嘉泉)大学医学部予防医学教室のチョン・ジェフン教授は自身のフェイスブックに「政府は最大限、社会的距離確保の段階をゆっくりと上げ、特定の場所と集団に限定した防疫政策を追加してきたが、社会的距離確保の段階を早く上げて、ゆっくり下げることがむしろ社会的負担を減らせる」と書いた。
嘉泉大学キル(吉)病院感染内科のオム・ジュンシク教授も前日(12日)の夕方、自身のフェイスブックに「今の状況で最も重要なことは、ウイルス伝播を最大限早く防ぐことなのだが、毎回48~72時間決定が遅れる」とし「慎重に検討するという、その時間に少なくとも1~2回はn次感染が起きる」と指摘した。
高麗大学クロ(九老)病院感染内科のキム・ウジュ教授も「段階を上げなかったからといって、社会・経済的被害が解消される状況でもなく、人命被害が雪だるまのように増える状況を警戒しなければならない」と助言した。
ただし、防疫当局は首都圏の2.5段階の効果が現れるには、1週間程度は必要だと見ている。このため、来週2.5段階の効果を確認した後、3段階への格上げを決定するものと見られる。
3段階になると10人以上の会合・行事が禁止され、食堂の利用者数は制限される。スーパーやコンビニ、中小スーパーを除くデパートや大型スーパー、大規模店舗は集合が禁止(中止)され、職場は必須の人員以外在宅勤務、学校は全面的に遠隔授業を行うことになる。人数制限を設けて運営していた結婚式場も営業中止となる。
もちろん3段階への格上げとは別に、国民の意識が最も切実だという指摘もある。ハンリム(翰林)大学カンナム(江南)ソンシム(聖心)病院のイ・ジェガプ(李在甲)教授は、「3段階格上げはもちろんなのだが、段階の格上げとは関係なく、市民の厳重な状況認識と徹底した距離確保が重要だ。さらに悪化すると強制的に家の外にも出られなくなる」と繰り返し強調した。
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