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韓国 けさのニュース(12月18日)
◇コロナ感染者急増 政府は防疫レベル引き上げ巡り苦心 韓国の新型コロナウイルスの新規感染者数が連日1000人を超え、政府は防疫対応に苦心している。今月初めまで400~500人台だった1日当たりの新規感染者数は、2週間足らずで1000人超と急激に増加した。防疫対策「社会的距離の確保」のレベルが相次いで引き上げられても感染者数は減らず、むしろ最も高い第3段階の基準(全国の1日当たりの新規感染者数が800~1000人、または急激な感染者増)を満たしており、政府の悩みも深まっている。◇大統領府との対立本格化?検事総長の懲戒処分「不服従」で波紋も 韓国の尹錫悦(ユン・ソギョル)検事総長が停職2カ月の懲戒処分の取り消しを求める訴訟を起こしたことは、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の懲戒処分裁可に対する「不服従」と受け止められ、波紋が広がりそうだ。さらに秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官の辞意表明により戦いの場が青瓦台(大統領府)に移ったことで、青瓦台の責任論が浮上する可能性があるとの観測も出ている。ただ、秋氏と尹氏が激しく対立したのとは異なり、青瓦台と尹氏の間の全面戦が現実となる可能性は低いという見方が大勢だ。◇孫興ミン「ドリブル独走弾」がFIFAプスカシュ賞 韓国選手初 国際サッカー連盟(FIFA)は18日(日本時間)、スイス・チューリッヒで年間表彰式を開き、最優秀ゴールに贈るプスカシュ賞に、英トットナム所属の韓国代表FW孫興ミン(ソン・フンミン、28)が昨年12月のバーンリー戦で決めた「70メートルドリブル独走弾」を選定した。韓国出身選手の受賞は初。孫は昨年12月のイングランド・プレミアリーグ第16節のバーンリー戦で、自陣から約70メートルをドリブルで疾走して6人を抜き去ると、右足のシュートでゴールネットを揺らした。◇燃料費変動分反映へ 電気料金改編に産業界緊張 来年1月から、電気料金の料金体系に燃料費変動分が即時反映されるよう改編されることを受け、産業界は対応を急いでいる。来年は今年の原油安が反映されるため料金が下がると見込まれるが、その後は原油価格が上昇する見通しで、料金負担が大きくなる可能性がある。産業界は原油価格の変動に応じて電気料金が乱高下し、経営上の不確実性が増すことを懸念している。