韓国での ここ一か月間の感染者(週間平均)および死者(一日)の推移(画像提供:wowkorea)
韓国での ここ一か月間の感染者(週間平均)および死者(一日)の推移(画像提供:wowkorea)
韓国で 新型コロナウイルス感染症による死者が、今日(26日)の0時基準で20人発生した。四日ぶりの20人台の死者数となる。また 新型コロナによる死者は、去る15日以降 12日間 2ケタ台が続いている。

キム・ウジュ の最新ニュースまとめ

問題は、最近の感染者急増の反映により、今後 時間を置いて死者数が増加する可能性があるという点である。通常 死者は、感染の勢いから2、3週間 遅れて発生する。

今日(26日)韓国疾病管理庁 中央防疫対策本部によると、この日の0時基準で 韓国の新型コロナの新規感染者は1132人、死者は20人と記録され、累積死者数は793人となった。

韓国では この12月の死者数が、すでに267人に達している。これは 先月一か月間の死者数62人の約4倍である。

憂慮されるのは、今後 死者の発生が 一層大きく増加する可能性があるという点である。

韓国 コリョ(高麗)大学 クロ(九老)病院のキム・ウジュ感染内科教授は「死者や重症患者は(感染後)2、3週間の間隔をおいて現れる。特に 英国では、28日以内の死者を コロナによる死者とカウントしている」と説明した。

死者が 感染の勢いから2、3週間後に表れることを踏まえると、ここ2週間の死者は 週間平均で400人から600人の感染者が発生した11月第4週から12月第2週の間の感染が反映したものだとみられる。この2週間において平均900人から1000人台に達する感染者が発生しているが、これらが反映する死者は 年末から年始にかけてとなり、より大きな規模で発生することが憂慮される。

特に 12月第4週における週間一日平均感染者は1048人に達していて、これは 12月第1週の514人に比べて2倍を越える規模となっている。このことから “時差”をもって現れる一日の死者が 今後40人から50人まで膨れ上がる可能性も排除できない。

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