韓国放送審議委員会、地上波での中間CMを許可=早ければ6月に施行(画像提供:wowkorea)
韓国放送審議委員会、地上波での中間CMを許可=早ければ6月に施行(画像提供:wowkorea)
韓国の総合編成チャンネルと有料放送のみで可能だったテレビ番組の中間CMが、早ければ6月からMBCやSBSなど、地上波でも許可されることになった。これまで地上波では中間CMの代わりに“ズル 中間CM”と呼ばれる分離編成CMを使ってきた。

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13日、放送通信委員会は放送市場の古い規制を革新し、メディアの活力を高めようという趣旨で「放送市場活性化政策法案」を発表した。

放送規制体系の革新は放送局の財源になるCMの問題にも及んだ。放送通信委員会は「オンライン中心になったメディア環境の変化でCM市場が停滞している」とし、「そんな環境の変化を考慮して、公正な競争環境を助成していく」と明かした。

地上波で長い間熱望されていた中間CMまで許可されることとなった。これは現政権になった2018年度に1度推進されたが、野党の反対などで白紙になってしまっており、今回改めて推進することとなった。予定どおりに改定案が施行されれば、1973年の放送法改定後、地上波の中間CMが禁止されてから48年ぶりに許可されることとなる。

これまで地上波の番組では中間CMを入れられないため、番組を2部制にしてあいだにCMを入れる分離編成CM(PCM)を2016年から活用してきた。昨年放送されたSBSの人気ドラマ「ストーブリーグ」の3部制が代表的な例だ。

ペ・ジュンソプ放送通信委員会 放送基盤局長はこの日のブリーフィングで、「早ければ6月には中間CMを施行する予定だ」と明かした。しかし関係各所との合意過程によっては遅延する可能性もあるという。

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