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斗山の事務室にかかってきた電話1本が始まりだった。チョン・ヒョンウクの債務事実を知らせる消費者金融から電話があり、面談の過程でスポーツ賭博をしていたことが判明した。
国民体育振興法第30条(体育振興投票券購入制限など)は、体育振興投票券発生対象のスポーツ競技の選手、監督・コーチはもちろん、競技団体役職員の体育振興投票券を購入・斡旋してはならないと明示している。合法的なスポーツトトもしてはならない。八百長など試合に影響を及ぼしかねないため、スポーツトトをすることは法律違反だ。
その後、全数調査の過程でクォン・ギヨン捕手が違法賭博性ゲームをしたという事実が明らかになり、斗山はKBOクリーンベースボールセンターにこの事実を知らせた。
斗山がクリーンベースボールに提出した経緯書には、チョン・ヒョンウクとクォン・ギヨンの他にもう1人の選手がいた。2019年、斗山に入団した投手Aだ。A選手は現在、別の問題ですでに斗山を退団している。
斗山の関係者は「チョン・ヒョンウクを調査する過程でA選手が脅迫した事実を知った」とし、「A選手が現在、軍服務中なので相互確認が難しい状況だった。ある選手の話を聞いてすぐに発表するのは無理だと判断し、確認された部分だけメディアを通じて発表した」と説明した。続いて「A選手の脅迫をはじめ、具体的な内容についてはすべて捜査機関やKBOに報告されている」と付け加えた。
KBOは「捜査機関の結果を見守った後、賞罰委員会を行う予定」と明らかにした。
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