韓国ドラマ「天気がよければ会いにゆきます」のネタバレあらすじ、キャスト、視聴率、相関図、感想
JTBCドラマ「天気が良ければ伺います」14話では、ヘウォン(パク・ミニョン)が父ジュホン(ソ・テファ)を殺した真犯人を知る様子が描かれた。
叔母ミョンヨ(ムン・ジョンヒ)を苦しめていた頭痛の原因は、閉塞隅角緑内障だった。さらに片方の目はほとんど見えない状態のはずだと医師から聞いたヘウォンには、青天の霹靂だった。医師が「ものすごくつらかったはず。この程度だったら頭痛が本当にひどいと思う」と言っていたように、ミョンヨは前触れもなく上がる眼圧に頭を抱えたことは一度や二度ではなかった。ひどい日には嘔吐まであった。それでも一度も病院に行かなかった。「私の面倒くささが、苦痛に勝った」という理由からだった。
文章を書くのに卓越した才能があった過去のミョンヨは、誰よりも輝いていた。しかしミョンヨは“ダメになって、病気になって、老いて醜い人”になっていた。過去の自分が一度も考えたこともなかった姿だ。だから朝起きて目覚めると、いつも2010年9月4日に戻ることを望んできた。あの日に戻れば、離れていった全てのものを一つ残らず取り戻せる気がしていた。
奇跡は起きず、ミョンヨは闇に閉じこもり、明るさを失っていった。妹が文章も再び書き、恋愛もして、幸せにくらしてほしいという望み通りに暮らしていくとばかり思っていたミョンジュ(チン・ヒギョン)は、つらい現実を見て涙を流した。こうしてダメになっていく妹の姿を見るために10年前にあんな決定を下したのではなかった。しかしミョンヨは答えた。「姉さん、私はあの日の血なまぐさいにおいの風すら覚えているのに。私に罪がないなんて…」と全てを失い、罪を償う権利まで失ったミョンヨは色を失いかけていた。
黒くぐちゃぐちゃになっていくミョンヨの気持ちを全く知らなかったヘウォンは、治療を拒否するミョンヨを理解できなかった。少しでも薬やレーザー治療を受ければ、もう片方の目は大丈夫な可能性があると聞いて戻ってきたミョンジュも妹を説得しようという考えがなさそうに見えた。一体、なぜみんなそうなのか全く分からないヘウォンは気をもむばかりだった。ウンソプ(ソ・ガンジュン)は「時間がもう少したてば解決できることじゃないか」とヘウォンを励ました。
ミョンヨは一瞬たりとも自分自身をあきらめたいとは思わなかった。だから姪のヘウォンに一番ミョンヨらしい方法で真実を明かす決心をした。「シスターフィールドの迷路」という告白録を出したのだ。ウンソプを通じて叔母の文章を伝え聞いたヘウォンはあの日の告白に息が詰まるようだった。「いつもと変わらない日だった。義兄が姉さんを殴っていたあの姿まで全てだったようなあの日。一つだけ違うことがあるとすれば、私があの人を殺してしまったということだ」という真実に直面したヘウォンは血の気が引いた。暗闇の中に降り注ぐ土砂降りのようにヘウォンの心も再び暴風雨が押し寄せた。
[14話予告]天気が良ければ伺います
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