”背水の陣”イ・デホ、2年以内にロッテでKS優勝果たし「現役引退」の覚悟明かす

ロッテジャイアンツと再契約を結んだイ・デホ（38）が「背水の陣」と覚悟を明かした。ロッテを2年以内に優勝させ、引退すると意思を語った。

イ・デホ（李大浩） の最新ニュースまとめ

　ロッテは29日「FAのイ・デホと契約期間2年、総額26億ウォン（約2億4000万円）で契約を結んだ」と発表した。

　2001年にデビューしたイ・デホは個人通算1715試合に出場、打率.309、332ホームラン、1242打点を記録。海外進出期間を除くとKBOリーグではロッテ一筋でプレーした代表的なフランチャイズスターだ。

　イ・デホはこの日、球団を通して「ファンの皆さんが心配してくださっていたのは知っている。契約が遅れて本当に申し訳ない」とし「キャンプ開始前に良い知らせを届けることができてよかった」と心境を明かした。

　また「（2年後を含めると）17年間ロッテだけで活躍することになった。これまで球団がたくさん配慮してくれた。好条件で契約することができ、感謝している」と述べた。

　最後にイ・デホは「2年以内に韓国シリーズで優勝し、そして引退したいと思っている」と強調し「今回の契約に優勝オプションを含めた。チームが優勝したら受け取ることになっている1億ウォンは、地域の恵まれない家庭のため100%寄付する条件をオプションに入れた」と説明。

　「チーム優勝のためできることは全てやる。後輩たちのために、わたしがもつノウハウを全て伝えたい。監督、GMを助けながらベストを尽くす」と覚悟を明かした。