ハーバード大学の学内新聞「ハーバード・クリムゾン (Harvard Crimson)」によると、ハーバード大学と大学院に在学中の韓国系学生の間でこの問題に対する意見が活発になっているという。
ロースクールの韓国系在学生会「KAHLS」は、論文に対して批判的な立場を表明したが、ラムザイヤー教授の学問探求の自由と論文掲載の権利は保証されるべきだと主張している。
一方、ハーバードに在学中の全韓国系学生会「KSA」は、該当の論文の撤回を主張している。この団体は、ラムザイヤー教授の論文を「歴史的事実に対するわい曲だ」と評価し、“日本軍の性奴隷の被害者”に及ぶ影響を考慮すると、論文撤回が相応しいと主張。その上、「この論文は悪い科学だ」とも主張している。
ハーバード・ロー・スクールのアジア系在学生会「APALSA」は、学問の探求の自由と論文掲載の権利を主張している。ラムザイヤー教授は「APALSA」にメールを送り、「全ての学問的論争はこのように丁重に行われればと思う」とし、この会の学生たちの開放性や専門性に対して感謝の意を表した。
この論文を3月号の印刷物に掲載する予定の学術誌「国際法経済レビュー」側は、反論および批判と共にラムザイヤー教授の論文を掲載するという立場を堅持している。ラムザイヤー教授は今回の学術誌への掲載について「私の論文が自ずから示すだろう(My article speaks for itself)」と述べている。
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