≪韓国ドラマNOW≫「新米史官ク・ヘリョン」13、14話、チャ・ウヌ（ASTRO）とシン・セギョンが痛ましい現実を目にする＝あらすじ・ネタバレ

※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。

韓国ドラマ「新米史官ク・ヘリョン」のネタバレあらすじ、キャスト、視聴率、相関図、感想

MBCドラマ「新米史官ク・ヘリョン」13、14話では、王様の命令で平安道に行ったリム（チャ・ウヌ（ASTRO））と同行したヘリョン（シン・セギョン）が痛ましい現実を目撃する様子が描かれた。

　大臣たちから黄海道と平安道での天然痘の被害報告を受けた王（キム・ミンサン）は、リムに平安道に行ってくるよう命じた。ヘリョンは「私は天然痘にかかったことがある」と言って同行を名乗り出た。

　リムを筆頭に、ヘリョン、ウウォン（イ・ジフン）、ホ内官（ソン・ジル）ら一行は黄海道ヘジュ（海州）の監営に到着した。そこでリムを待っていた黄海の観察使と平安の観察使は「日に日に疫病の勢いが衰えているので、心配なさらなくてもいい」、「平安道の状況も良くなっている」と報告し、リムは安心した。

　ホ内官から海が近くにあると聞いたリムはヘリョンと共に海辺を訪れた。リムが「実は海に一度も来たことがない」と言うと、ヘリョンは「初めてなんですか。目で見るだけでなく、手や足で全て記憶しておくべきではないですか」と言って靴と足袋まで脱ぎ捨て、裸足で砂浜を歩いた。

　ヘリョンの後について一歩ずつ砂の上を歩いたリムは子どものように喜び、ヘリョンはそんなリムと一緒に明るく笑いながら楽しんだ。その後二人は、日頃から行ってみたいと思っていた場所について話ながら親しくなっていった。

　そんな中、ヘリョンは結婚する予定だったスンフン（ソ・ヨンジュ）とばったり出会って驚いた。続けて二人は、居酒屋でリムと会った。スンフンは自分がソンファ県の県監であると明かし、「王子様、切に願います。我々民をお助けください」と訴えた。続けて「朝廷に啓上した文書は全て嘘です。今回の天然痘により黄海道で死んだ人だけでも五百を超え、平安道はその数があまりにも多くて数えきれないでいる」と現実を伝えた。

　スンフンの話を聞いて複雑な気持ちになり、眠れないヘリョンとリムはソンファ県に行ってみることを決心した。行く先々で官軍に通行を制止された二人は、抜け道に出た。道に迷っていた二人は、ソンファ県から来た商人に会い、スンフンの言っていたことが事実だと知った。

　二人はさらに歩いていくと、小さな女の子を見つけ、古い廃家にたどり着いた。慎重に扉を開けたヘリョンは、怯えている女の子を抱きしめている女性を見つけ、顔には天然痘の発疹がはっきりとあった。

　女性はヘリョンに子どもを外に連れて行ってほしいと頼んだが、ヘリョンは断った。下手に子どもを外に出して、多くの人に天然痘が移る可能性があると思ったからだった。リムは子どもを放っておくことはできないと反論したが、結局二人は子どもを置いて山を下りて行った。