歌手フィソン、プロポフォール投薬容疑で執行猶予刑=社会奉仕40時間、薬物治療講義40時間、追徴金6千万ウォン(画像提供:wowkorea)
歌手フィソン、プロポフォール投薬容疑で執行猶予刑=社会奉仕40時間、薬物治療講義40時間、追徴金6千万ウォン(画像提供:wowkorea)
睡眠麻酔薬プロポフォールを投薬した疑い(麻薬類管理に関する法律違反)を受ける韓国歌手フィソン(39)に9日、1審で懲役1年・執行猶予2年が言い渡された。

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 宣告は同日午後2時、テグ(大邱)地裁でおこなわれた。

 この日フィソンは黒いマスク、黒のシャツにグレーのコートを羽織り裁判所に姿を現した。

 裁判部は、フィソンに懲役1年・執行猶予2年と共に社会奉仕40時間と薬物治療講義40時間、追徴金6050万ウォン(約600万円)を命じた。

 これを前に検察側は去る2月19日、フィソンに対して懲役3年を求刑。フィソンは検察の公訴事実について大筋で認めたと伝えられた。

 フィソンは2019年12月ごろ、プロポフォールを数回にわたり投薬した疑いをもたれている。

 キョンブク(慶北)警察庁は昨年4月、フィソンを在宅のまま立件し聴取をおこなった後、起訴相当の意見を付けて検察に送致した。

 当時、警察は麻薬関連の情報提供を確認する過程で、フィソンがプロポフォールを購入した状況を掴み、捜査に着手していた。

 フィソンは昨年4月にも2度にわたり睡眠誘導麻酔剤のエトミデートを投薬し倒れているところを発見されたと報じられた。しかし、その際に投薬した薬物は麻薬類ではないことが判明し、立件されなかった。

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