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実母ソク容疑者(48)の夫A氏は今週末、MBCとSBSの時事番組に出演し「妻は3年前に子どもを産んでいない」と主張した。
特にA氏は3年前の妻の写真を見せながら「出産したという時から1か月半前の姿なのだが臨月ではない。(この時)妻は絶対に出産しなかった」とし「熱が高くて家でノースリーブを着ているのに、私が妊娠を知らないなんてことはない」と訴えた。
続いてA氏は「死にたい気持ちだ。妻はどれほどもどかしく、マスコミにさらされ、悔しい濡れ衣を晴らしてほしいと思うだろうか」と涙を見せた。
A氏はまた、拘束収監されたソク容疑者が送った手紙も公開した。ソク容疑者は手紙で「ありもしないことを言えと言われて気が狂いそうだ。神のみぞ知るだ。本当に潔白だ」とし「決して私は子どもを産んでなどいない」と述べた。
死亡した亀尾市の3歳女児は2018年3月末前後に生まれたものと推定される。
ソク容疑者はこれに先立ち、17日に検察に送致された際も「悔しい」と主張していた。また「万人が信じて信頼する国科捜だが、このように違うと言っているのだから、どうか私の本心を信じてほしい」と述べた。
夫婦のこのような主張にもかかわらず、警察はDNA検査の正確度が99.9999%以上と明らかにした国家捜本院の公式見解を堅持している。
特に、国科捜は今回の事件の重要性を考慮し、計4回の遺伝子検査を行った。そのため、誤差の確率はごくわずかと伝えた。
国科捜テグ(大邱)科学研究所のある関係者は連合ニュースの電話取材に「個人的には誤差の確率は1兆分の1以下と判断している」とし「国科捜の遺伝子検査結果が間違っている確率は事実上ゼロと見ている」と強調した。
問題は、ソク容疑者の産婦人科診療記録が発見されず、事件が迷宮入りしたという点だ。どんなにソク容疑者が最初から妊娠した事実を隠そうとしても、産婦人科の診療記録自体が存在しないのは理解しがたいという指摘だ。
警察は間接的な手がかりとして消えた女児の行方を捜しているが、これも成果がないという。
警察は女児を空き家に置いて引越し、死亡させた嫌疑で金某容疑者(22)を、長女である金容疑者の女児を略取した疑いでソク容疑者をそれぞれ拘束している。
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