「とても人が多くて怖かった」ソーシャルディスタンスが”鈍感”に=韓国(画像提供:wowkorea)
「とても人が多くて怖かった」ソーシャルディスタンスが”鈍感”に=韓国(画像提供:wowkorea)
ソウル市ソンパ(松坡)区に住む会社員A氏は今月19日の夜11時ごろ、ソクチョンホス(石村湖)を通り過ぎて驚いた。午後10時を過ぎ、飲食店が閉店するなり出てきた人たちで周辺の芝生が人でいっぱいになったせいだ。

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「何かの行事でも開かれているのかと思った。大部分の人が酔った上に、5人以上集まっている人たちも多かった」とA氏は話した。

感染者数の停滞が続いている今、新たな対策が必要だという指摘が出た。
22日、ソウル市によると前日0時基準の新型コロナウイルス感染症の新規感染者数は125人だった。ソウル市新規感染者数は100人台、全国での新規感染者数は400人台を5日間維持している。

ソーシャルディスタンス対策が長くなり、疲労度が高まり防疫意識も鈍くなってきている姿が目に入る。週末を迎え、ソウル都心の至る所が人たちで混み合った。

高麗大学九老病院感染内科のキム・ウジュ教授は「感染者数が減らず少しずつ増加しているというのは、政府の対策が失敗したということだ。」と話した。最初は政府の警告に国民たちが応じたが、時間が経ち毎回同じメッセージを繰り返すとその警告も気にならなくなってくる。

キム教授はまた、「強力なメッセージを伝えたり、政策の段階を上げなければならない。変化を与えれば国民たちも新鮮に感じ従える。」と続けた。

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