韓国のコロナ対策、26日調整へ「防疫指針の細分化が必要」(画像提供:wowkorea)
韓国のコロナ対策、26日調整へ「防疫指針の細分化が必要」(画像提供:wowkorea)

 韓国政府が新型コロナウイルスにおける現行の社会的ソーシャルディスタンス対策段階(首都圏は2段階目、非首都圏は1.5段階目)の調整案を来たる26日頃に発表することにした。新しい調整案は29日0時から2週間施行される。

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感染症の専門家たちは「現在、感染拡大を憂慮しつつも対策として、段階を上げることは難しい」と話した。「だが、政府が具体的な防疫指針と防疫規則違反に対する現実的な制裁法案を出さなければいけない」と意見した。

防疫規則を違反する人や施設に対して制裁と処罰を強化し、感染者を減らせば、規則を守っている人たちも現在と同じように政府の防疫処置に従うだろう。


現在韓国では新規感染者数が全国で400人を超える日が続いている。

梨花女子大学木洞病院呼吸器内科のチョン・ウンミ教授は「週末でも新規感染者が400人出たということは、感染の増加傾向にあると見れる。春だから人々が外に出て大衆利用施設を利用することで感染の危険も増える」と憂慮した。だが、自営業者たちの状況を考慮し、対策段階を上げることは難しいだろうと話した。

高麗大学九老病院感染内科のキム・ウジュ教授は、移動量の増加と変異ウイルスの伝播を憂慮しつつ「現行5段階の対策の中で2.5段階に基準を上げて随分経つが、現行の段階を維持することは現実を度外視している決定」だと指摘した。「今の状況は昨年11月から12月に感染者が増えているのに段階を維持した時と似ている。段階基準に沿って原則的に段階を上げれば、感染者を減らせる」と強調した。





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