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英国の気候・エネルギーシンクタンク“Ember”と気候ソリューションが発表した「2021グローバル電力生産報告書」によると、昨年における韓国の石炭発電は13%減少し、2000年以降の最大減少幅を記録した。
しかし 昨年における韓国の1人当たりの電力需要は10.5MWh(メガワット)で、オーストラリア(9.9MWh)を越え アジア・太平洋地域のG20国家のうちで最も高い国となった。これは 昨年の世界平均である3.3 MWhの3倍以上であり、G20のうち カナダ(15 MWh)と米国(12.4MWh)に次ぐ高い数値である。
また Emberは、韓国の高い化石燃料依存の原因のうちの一つとして、低い再生エネルギー発電の割合をあげた。韓国は新再生発電の割合が、G20のうち ガスと石油発電だけで100%の電力を供給しているサウジアラビアに次ぐ2番目に低い国である。
2020年 韓国の電力生産のうち、新再生エネルギーは6%、風力・太陽光発電は3.8%を占めている。これは 全世界の平均(9.4%)をかなり下回っている。G20のアジア諸国の風力・太陽光発電の割合は 日本が10%、中国が9.5%、インドが8.9%で、全世界の平均に近い割合である。
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