“機密費騒動”イ・デホ元韓国プロ野球選手協会会長、警察が「嫌疑なし」と結論(画像提供:wowkorea)
“機密費騒動”イ・デホ元韓国プロ野球選手協会会長、警察が「嫌疑なし」と結論(画像提供:wowkorea)
韓国プロ野球選手協会会長時代、高額の機密費問題が浮上していたイ・デホ(李大浩/38、ロッテ・ジャイアンツ)の業務上背任などの疑いが晴れた。

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 7日、警察によるとソウル・ソチョ(瑞草)警察署はイ・デホをはじめ、選手協会のキム・テヒョン元事務総長、オ・ドンヒョン顧問弁護士など関連被疑者を検察に送致せず、事件を終結した。

 イ・デホは昨年12月、選手協会会長時代の“機密費”により厳しい批判を受けた。この問題に関して、すぐに記者会見を開き、「機密費問題で物議をかもした点について謝罪するが、一部メディアの報道内容は事実とは異なる」と反論していた。

 2019年3月から選手協会の会長に選任されたイ・デホは過度に引き上げられた機密費を、個人名義の口座に振り込んで使用していたことが判明し、大衆から非難を浴びた。

 選手協会会長の機密費はイ・デホが会長に当選する直前、2400万ウォン(約240万円)から6000万ウォン(約600万円)に上がった。当時、KBOリーグの最低年俸(2700万ウォン)より高い金額だった。透明性が問われるとイ・デホは「(個人の口座で受け取るのは)慣行だった」とし、機密費を公務だけに使ったと釈明した。

 しかし、市民団体「人と運動」は昨年12月15日、イ・デホ、選手協会のキム・テヒョン元事務総長、オ・ドンヒョン顧問弁護士を業務上背任などの疑いで、ソウル中央地方検察庁に刑事告発した。

 同事件は昨年末に警察に移されたが、それから約3か月後に嫌疑なしという結論で終結した。警察は「犯罪事実を特定できなかったため、捜査を終結した」と説明した。


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