世界銀行は来月までに、約40か国の開発途上国に対して 新型コロナワクチンの確保のために、20億ドルを支援することにした(画像提供:wowkorea)
世界銀行は来月までに、約40か国の開発途上国に対して 新型コロナワクチンの確保のために、20億ドルを支援することにした(画像提供:wowkorea)
世界銀行(WB)は来月までに、約40か国の開発途上国に対して 新型コロナウイルス感染症ワクチンの確保のために、20億ドルを支援することにした。

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今日(10日)ロイター通信によると、世界銀行のアクセル・ヴァン・トロッツェンバーグ専務理事は9日(現地時間)、世界銀行フォーラムで先のように伝え「この資金は、世界銀行が昨年 中・低所得の国のワクチン開発・生産・分配のために支援することにした120億ドルの一部だ」と語った。

世界銀行のデイビッド・マルパス総裁はこの日、世界銀行開発委員会の春季会議の演説で「今年の中頃までに ワクチンに関して支援する国とその金額が、それぞれ50か国・40億ドルまで増えるものと予想する」と語った。

保健専門家たちは、開発途上国のワクチン接種速度が 今の勢いを維持するなら、新型コロナとの闘いで負ける可能性があると懸念している。

世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は「ワクチンの普及率が高い国も安心できない理由は、現在持っているワクチンをもってしては 新たな変異種を止めることができないためだ」とし「ワクチンの普及率が100%でも、(新たな変異種が)数か月以内に侵入する可能性がある」と警告した。

また「新型コロナの知識財産権問題が、ワクチン生産を遅らせる“難物”だ」とし「大流行という非常事態に合わせた措置と、ワクチンの生産・共有のための政治的意志が必要だ」と付け加えた。

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