女優チョン・ジョンハさん、享年51歳の若さで急死…生活苦を暗示していた最後のSNSに募る“哀痛”

最近ドラマ「怪物」や「マウス」で熱演を繰り広げた女優のチョン・ジョンハさんが今月27日にこの世を去り、周囲を悲しませている。享年51歳。

韓国ドラマ「怪物」のネタバレあらすじ、キャスト、視聴率、相関図、感想

28日にソウル大学病院の葬儀場によると、チョン・ジョンハさんが死去した。同日、あるメディアの報道によると、チョン・ジョンハさんは今月27日に自宅で死亡し、死因は明らかにされていないが、低血圧などの腎不全と推定されている。

チョン・ジョンハさんの急死の知らせに同僚たちと演劇界は哀悼の意を伝えた。オ・ミンジョンは訃報の知らせを盛り込んだ文字メールをキャプチャーしてSNSに掲載した後、「チョン・ジョンハ先輩が永眠されたそうです」と明かし、チョン・ジョンハさんが参加していた演劇“慶事プロジェクト”側も、「謹んで故人のご冥福をお祈りします」と追悼した。

1967年生まれのチョン・ジョンハさんは、ホンイク（弘益）大学の歴史教育科を卒業した後、1990年から演技活動を始めた。演劇舞台で活発に活躍していた故人は、演劇「青春礼賛」、「ねずみ」、「おおかみは目玉から育つ」、「ジャンパン（カーペット）」、「クィチャク（木箱）」、「嬉しい私たちの若い日」など数多くの舞台に立ち、演技への情熱を燃やした。

また映画やドラマにも幅を広げたチョン・ジョンハさんは映画「山錢水錢」（日本映画「ひみつの花園」リメイク）、「ラジオデイズ」、「ミス・ギャングスター」、「少女」などに出演し、ドラマ「火の鳥」、「悪の花」、「秘密の森」、「場合の数」などで活躍し、広く知られた。特に最近はtvN「マウス」、JTBC「怪物」に出演し、深い印象を残したりもした。

故人の最後のSNSは昨年12月に掲載された投稿で、「マスクが売れないからマスクストラップを売ってみようかな？一苦労ではあるけれど…」という分で残念な気持ちを添えた。新型コロナウイルスでは生活が厳しくなり、マスクストラップを作り販売していたとみられる。

一方、チョン・ジョンハさんの遺体安置所はソウル大学病院の葬儀式場2号室に設けられ、出棺は今月30日午前7時。埋葬地はピョクチェ（碧蹄）荘のイルサン（一山）プルンソル。