ワットパッドのロゴ。NAVERは1月、ワットパッド運営会社の買収を発表した(NAVER提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
ワットパッドのロゴ。NAVERは1月、ワットパッド運営会社の買収を発表した(NAVER提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国のインターネットサービス大手、NAVER(ネイバー)が29日、カナダのウェブ小説サイト「ワットパッド」の買収作業が来月にも完了すればネイバー子会社のネイバーウェブトゥーンとの協業を本格化し、オリジナルのコンテンツ・映像の製作に取り組む考えを示した。 NAVERの韓聖淑(ハン・ソンスク)社長はこの日、1~3月期の連結決算発表後のカンファレンスコール(電話会議)で「波及力のあるオリジナルコンテンツをウェブトゥーン(ウェブ漫画)とウェブ小説の形でそれぞれのプラットフォームで同時配信し、効果を高めていく」と言及した。両社の人気コンテンツ、ワットパッドが進行中の映像化プロジェクトを中心に、下半期には相乗効果が出ると見込んだ。 まずはウェブトゥーンで検証された収益モデルをワットパッドに取り込み、創作者とプラットフォーム間で収益を合理的に分配し共に成長していくエコシステムをつくり上げると説明した。 一方、NAVERは日本の電子コミック市場で韓国インターネット大手カカオ傘下のサービスと競合している。これに関しパク・サンジン最高財務責任者(CFO)は「1位奪還を目指してオリジナルコンテンツの製作、ソーシングを強化する」と述べた。プラットフォームとコンテンツの両面で安定性と使いやすさの改善を進めているという。
Copyright 2021YONHAPNEWS. All rights reserved. 40