元慰安婦の李容洙氏(画像提供:wowkorea)
元慰安婦の李容洙氏(画像提供:wowkorea)
韓国の元慰安婦たちは、日本政府を相手取って起こしたが「敗訴」した“損害賠償請求訴訟”に対して、判決を不服として「控訴」することにした。

イ・ヨン の最新ニュースまとめ

この訴訟の原告人である元慰安婦のイ・ヨンス(李容洙)氏が代表となっている“慰安婦問題ICJ(国際司法委員会)付託推進委員会”(推進委員会)は「今日(5日)が休日で 明日までが控訴期間であるので、明日 控訴状を提出する予定だ」と明らかにした。

民事訴訟の場合、1審の判決が宣告されてから2週間以内に控訴することができる。

推進委員会は「憲法に保障された裁判請求権を否定し、日本の戦争犯罪と反人道犯罪などの国際法違反の責任に免罪符を与えた1審に対して、控訴することを決定した」とし「控訴審では、正義と人権が勝利するだろう」と語った。

先月21日 ソウル中央地裁は、イ氏など元慰安婦と遺族など20人が日本を相手取り起こした損害賠償請求を却下し、事実上 「敗訴判決」を下した。国内の裁判所が外国の国家に対する訴訟に関して裁判権をもっていないとする国際慣習法である「国家免除」が適用されるとして、元慰安婦たちの請求を却下したのである。

これは 今年1月8日の1次訴訟において、裁判所が「被告である日本が、被害者たちにそれぞれ1億ウォン(約971万円)ずつを支給せよ」と判断したこととは、異なる判決となった。

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