レンジャーズのヤン・ヒョンジョン、初先発で好投…チームの勝利をけん引

メジャーリーグ先発デビュー戦を行ったヤン・ヒョンジョン（テキサス・レンジャーズ）が印象的な好投を見せた。

ヤン・ヒョンジョン の最新ニュースまとめ

　ヤン・ヒョンジョンは6日（以下、日本時間）、ミネソタ・ツインズ戦に先発登板し、3回1/3を投げ、8奪三振、4被安打1四球1失点した後、1-1同点の状況でマウンドを降りた。

　この日の試合は、試合前に降った雨のため予定時間より30分遅れて始まった。コンディション調整が難しかったが、ヤン・ヒョンジョンはベテランらしく無理なく自分の球を投げた。

　この日、ツインズは左腕ヤン・ヒョンジョンに備え、先発ラインナップに右打者（スイッチヒッターを含めて）8人を配置した。しかし、ヤン・ヒョンジョンは右打者の外側にスライダーとチェンジアップを效果的に投げて、三振を8つも奪った。

　レンジャーズ球団史上、3回1/3以下の投球で三振8つを奪った投手は、1980年代のダニー・ダーウィンに続きヤン・ヒョンジョンが歴代2人目だ。

　ヤン・ヒョンジョンが記録した8奪三振は、韓国人投手のメジャーリーグ先発デビュー戦最多記録だ。それまではパク・チャンホ（引退）とリュ・ヒョンジン（トロント・ブルージェイズ）が先発デビュー戦で記録した5奪三振が最多だった。