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25日、ソウル市教育庁市民請願掲示板には、希望給食バウチャーに対する請願文が殺到した。コンビニで購入できる商品が制限的であり、使用できる場所と使用品目を増やしてほしいという訴えがほとんどだった。
これに先立ち、ソウル市教育庁は予算560億ウォン(約55億9000万円)を掛け、コロナウイルスにより登校できず遠隔授業に参加する小・中・高の学生約56万人の中で、希望する学生に食事を解決できるようバウチャー(引換券)を提供した。しかしこれはコンビニでだけ使え、お弁当・果物・牛乳・豆乳・野菜サンドイッチ・野菜ジュース・サラダ・ヨーグルト・燻製卵・海苔巻きなど10個の食品群の中で一部だけ買え、不満が大きくなっている。
特にバウチャー使用が可能な商品と不可能な商品を一緒に買う場合、バウチャーでの決済ができずこのような不満に油を注いでいる。ここに学生・保護者達が昼食時間にコンビニに一度に向かうので、コンビニをいくつ巡っても望む商品を買うことが簡単ではないという指摘も出ている。
小3と中1の子供がいる保護者は、「子供たちの昼食のため、コンビニを6か所に行って海苔巻き一本買った」と話し、「男の子で1人当たり海苔巻きを2本食べるのに、物が足りず該当しない食品も多く買えなかった」と吐露した。
小学4年生の子供がいる保護者は、「共働きで子供が昼食時間にコンビニに行ったら物が無く、手ぶらで帰ってきた」とし、「コンビニも準備が出来ておらず、すぐに売り切れてしまうようだ。必要な人たちが買えず残念だ」と話した。
ソウル市教育庁は現場をモニタリングしており、改善方法を探す方針だ。ソウル教育庁関係者は「希望給食バウチャーを施行してみると、これまで考えることが出来なかった部分や混線があった」とし、「10個の食品群の範囲の中で追加出来る食品があるのか検討している」と話した。
この関係者は、「バウチャー使用範囲に入れて欲しいという訴えが多い商品を中心に追加の可否を検討している」とし、「バウチャー使用が可能な商品と不可能な商品を一緒に会計できるよう、販売端末機システムも改善している」と加えた。
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