補償は、通信3社のオンラインおよび実店舗はもちろん、アップルストアやアップル専用店舗「プラスビー」といったリセラー店舗でも申請できる。
今回の補償はアップルが韓国で初めて行う中古端末の追加補償プログラムである点、補償金額15万ウォンをサムスンとアップル自身が全額支給するという2つの点で、両社によるLG製スマホ顧客の誘致戦が行われていることを表している。
通信業界によると、サムスンとアップルは28日からLG電子のスマートフォンを1か月以上使った顧客を対象に、自社のスマートフォンへ交換時15万ウォンを追加補償するプログラムを開始した。これまで使っていたLGスマホを返納しして自社のスマホを購入した場合、既存の中古端末の補償価格に15万ウォンを追加する仕組みだ。
これに先立ちサムスンは、4月1日から5月31日までの予定で中古スマホの補償プログラムを進めている。サムスンの「ギャラクシーS10」シリーズとLG電子の「V50 ThinQ」を返納し、「ギャラクシーS21」などを購入すれば、既存の端末補償価格に15万ウォンを追加するプログラムだ。
アップルはLGスマホの利用者中「iPhone12」と「iPhone12mini」を新たに購入した顧客に対し、「中古スマホ特別補償プログラム」を進めている。
一方、LG電子のスマートフォンの、韓国におけるシェアは10%程度となる。同社のスマホ事業は今年1~3月期まで24四半期連続で赤字を記録しており、7月の事業撤退を決めている。
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