ユ・スンジュン の最新ニュースまとめ
歌手ユ・スンジュン(米国名スティーブ・スンジュン・ユ・45)氏側が韓国政府のビザ発給拒否に反発して出した二度目の行政訴訟で、「一昨年ビザ発給を許可する趣旨の最高裁の最終判決が出てきたにも関わらずLA総領事館が再びビザ発行を拒否した」と主張した。
ユ氏の訴訟代理人は「このことが20年近くも入国を拒否するようなことなのか疑問」とし「過去に誰もこのような処分を受けた人はいない」と強調した。
ユ氏側は「当初ユ氏は兵役を免れようと米国市民権を取得したわけではないのに、これが20年間議論され続ける理由はどこにあるのか、その責任は誰にあるのかを確かめなければならない」と糾弾した。
続いて「20年が過ぎても、まだ兵役問題の話が出ればユ・スンジュンの名前が出てきて、彼の歌を知らない人はいても、兵役の議論を知らない人はいないほどだ」と付け加えた。
一方、LA総領事館側代理人は「一昨年最高裁判決の趣旨は、行政庁が裁量権を適切に行使してビザ発給するかどうかを決定するようにという趣旨で、ビザを許可した意味ではなかった」と対抗した。
また、「ユ氏についてはまだ社会的論議が大きいのは否定できない事実であり、長い時間が経ったというだけで、ビザ発給拒否処分が違法であるとみることはできない」とし、ユ氏だけに厳しい基準を突きつけたものではないと主張した。
2002年、ユ氏は入隊を控えた2002年1月に出国した後、韓国国籍を放棄して、米国の市民権を取得した。その後非難世論が起こり、兵務庁は2002年2月出入国管理法に基づいて法務省にユ氏の入国禁止を要請し、法務部はこれを受け入れた。
ユ氏は13年後の2015年に在外同胞ビザで入国を申請したが拒否され訴訟を起こし、一昨年最高裁判所で最終勝訴した。
しかし、LA総領事館は最高裁判決後もユ氏が兵役義務を履行する直前に国籍を変えた事実が、韓国の安全保障と秩序の維持などを害するおそれがあるとしてビザを与えず、ユ氏は再び訴訟を起こした。
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