チャ・ウヌにメッセージを伝えるシン・ソンロク。(画像:画面キャプチャ)
チャ・ウヌにメッセージを伝えるシン・ソンロク。(画像:画面キャプチャ)
6月20日(日)に放送された「イ・スンギのチプサブイルチェ~師匠に弟子入り」(SBS)で、チャ・ウヌ(ASTRO)と俳優シン・ソンロクが卒業した。同番組は2017年12月にイ・スンギ、ヤン・セヒョン、イ・サンユン、ソンジェ(BTOB)の4人でスタート。その後、2019年9月に一日弟子として登場したシン・ソンロクが2020年1月に正式メンバー入りし、5人体制に。その後、同年3月イ・サンユンとソンジェが卒業し、新メンバーとしてチャ・ウヌと格闘家出身キム・ドンヒョンが合流し、現在に至っていた。

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番組的にはレギュラーメンバーの卒業は2度目となるため、前回のような盛大な涙の卒業式ではなく、今回は師匠のいる鬱陵島(ウルルンド)で、心温まる卒業旅行が展開された。シン・ソンロクが「番組じゃなくても、いつでも会えるから」と言っていたように、メンバーたちは仲が良く、プライベートでもよく連絡を取り合っているようなので、ここに悲壮感はなく、メンバーに宛てた手紙の朗読で感動ポイントはあったものの、最後まで和気あいあいと笑顔だったのが、この5人らしかった。

チャ・ウヌは最後の夜、今年4月に「知ってるお兄さん」(JTBC)に出演したとき、放送作家かPDに「(『チプサブイルチェ』で)お兄さんたちと一緒だから、お兄さんたちの匂いがしますね」と言われたと嬉しそうに話していた。この1年でお互い似てきたんだなと思い、ジーンとしたそうだ。この番組は撮影に行くというより、兄貴たちに会いに行くという気持ちで現場に来ていたので、撮影が楽しかったという。

カヤックに乗りながら、ヤン・セヒョンがチャ・ウヌについて、こんなことを言っていた。世間のイメージはチャ・ウヌ=イケメンだが、性格が分かってからは、顔が見えなかったと。イケメンのウヌではなく、普通に弟分として接してきたと話していて、たしかにこの番組でチャ・ウヌはお兄さんたちに囲まれながら、伸び伸びと楽しそうに自分を出していた。

そんなメンバーたちに宛てた手紙で、チャ・ウヌは「毎週違う師匠たちに会い、いろいろな教えや気付きを得ながら1泊2日間、共に過ごしたじゃないですか。でも、知ってますか?師匠たちから学ぶことも多かったけれど、兄貴たちから学ぶことの方がもっと多かったこと。兄貴たちがまさに僕の師匠です」と感謝の気持ちを伝えた。そして、末っ子メンバーらしく、「たまに『チプサブイルチェ』が懐かしくなり、思い出すと思うけれど、しょっちゅう会いましょう。僕がたくさん連絡します(笑)。新しいメンバーが来て、仲良くしても、たまには僕のことを懐かしがってください」と愛嬌あふれるメッセージも。

さらに、「褒められるのが好きなスンギヒョン、メニューを選ぶセヒョンヒョン、寒さに弱く、一番怖がりなドンヒョンヒョン、博学多識でしっかりしていないシン局長ヒョン、そして、オシャレなウヌ(笑)。みんな本当に愛してます」とハートマークで締めくくった。

また、メンバーたちはチャ・ウヌが持参してきたタイムカプセルにメッセージや写真を入れ、この撮影をした6月1日を記念し、その20年後となる2041年6月1日にまたここで会うことも約束した。

スタッフもテロップで「一緒なら怖くても進んでいけるということを学んだし、一緒に挑戦することがどれだけ輝かしいのか学びました。これまで本気で臨んでくれて、ありがとうございました。ソンロク、ウヌの新しい出発を応援します」とメッセージを伝え、2人を送り出した。

それにしても、最近SBSのバラエティはメンバー交代によるテコ入れが続いている。面白いのが、ヤン・セヒョンがレギュラー出演している番組で、ヤン・セヒョンは残留組だということだ。

それはさておき、テコ入れが上手くいっているのか、ということだ。まず6月10日(木)放送の「おいしさの広場」で、ヒチョル(SUPER JUNIOR)、キム・ドンジュン、ユ・ビョンジェが卒業し、俳優のチェ・ウォニョン、クァク・ドンヨン、チェ・イェビンが新加入。ところが、直近17日(木)の放送では、今年一番低い視聴率2.8%(ニールセンコリア調べ)を記録し、復調の兆しが見えていない。

ちなみに、この「チプサブイルチェ」も今年に入り、視聴率は3~6%台で推移。一番良かったのが3月14日(日)放送のRain(ピ)がメンバーたちにドッキリを仕掛けた回で8.0%を叩き出したが、この日のシン・ソンロク、チャ・ウヌ卒業の回はその半分の4.0%だった。現在のところ、まだ新メンバーの発表はないが、3度目の変化で人気を取り戻せるのか、注目される。

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