2014年4月30日放送の「週刊アイドル」第144話に登場した「BTS」。(画像:画面キャプチャ)
2014年4月30日放送の「週刊アイドル」第144話に登場した「BTS」。(画像:画面キャプチャ)
6月23日(水)に放送された「週刊アイドル」(MBC every1)は、“2021年「週刊アイドル」がまた見たいNo.1アイドル”として、「BTS(防弾少年団)」が選ばれ、「I NEED U BTS」特集が組まれた。

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「BTS」が同番組に出演したのは過去3回。2014年4月30日放送の第144話、2015年6月17日放送の第203話、2015年12月16日放送の第229話だ。よって3話分のハイライトが公開され、番組のシグネチャーコーナー“ランダムプレイダンス”はもちろん、体を張ったコーナーなど、メンバーたちのみずみずしい姿が大放出された。

まず第144話では、“一日だけで帰ってきたサンナムジャ(男の中の男)”と紹介され、登場した「BTS」。“ランダムプレイダンス”に一度で成功したら、好きなメニューをおごるとMCチョン・ヒョンドンが提案すると、真っ先に手を挙げ「ピザです」と答えるV。隣にいたSUGAから「なんでピザなの?もっと高い物にしなきゃ」とつっこまれると、すぐに「チキンも」と追加するあたりが可愛い。「自信あります!」と余裕のVに、「自信があるって?」と不安そうなJ-HOPEだが、ピザ&チキンをかけた挑戦が始まった。

登場するときの紹介コメントでもあったが、2ndミニアルバム「Skool Luv Affair」をリリースした後だったので、「BOY IN LUV」からスタートし、「Just One Day」、そしてまた「BOY IN LUV」に戻ってきたが、ここでポジション取りが上手くいかなかったJIMINがウロウロしてしまい、失敗に。

そこでチョン・ヒョンドンが次はもっとグレードを下げようとトッポッキとティギム(韓国式天ぷら)を提案すると、またもVが「スンデ(豚の腸詰)も」とおねだり。OKをもらい、嬉しそうに拍手するVがやる気満々なのはもちろんだが、その隣でJUNG KOOKも音楽が流れる前からポジション取りをし、ポーズを構えて待機するなど、意欲みなぎる末っ子ラインだった。

2回目の挑戦も「BOY IN LUV」で始まり、デビュー曲「No More DREAM」、「Just One Day」、「N.O」と続き、またも「BOY IN LUV」、「N.O」、「BOY IN LUV」の繰り返しだったが、見事なシンクロダンスで大成功となった。

また、まだ「BTS」の魅力を知らない人も多いからと、メンバーたちの魅力を詳しく探っていくコーナー「初めて書くプロフィール」も。新人ならではのコーナーを「BTS」も経ていたのかと思うと、感慨深いものがある。RMがクランプダンス、JINが映画「エクソシスト」のブリッジ歩き、JUNG KOOKが「Girl’s Day」の「Something」のカバーダンスを披露。さらに、JUNG KOOKだけでなく、JIMINとJ-HOPEもガールズグループダンスが得意だとし、3人で「少女時代」、「Apink」、「4Minute」の曲を息ぴったりに踊って見せ、特にJUNG KOOK がMCのヒョンドンとDefconnから絶賛され、“黄金マンネ”の存在感を発揮していた。

番組2回目の登場となった第203話でも、「BTS」は“ランダムプレイダンス”に挑戦。今回は“パッピンス(小豆のかき氷)”のご褒美となり、またもVが「小豆ではなくイチゴで」と澄んだ瞳でおねだりした。前回ミスをしたJININが自信満々の中、曲は「I NEED U」からスタート。JIMINが若干怪しくはあったものの見逃してもらい「BOY IN LUV」に移ったが、混乱するメンバーたちが続出。1回目の挑戦は失敗となった。

すると、JINが「振付が2つあるんです」と訴えるので、Defconn が正直にここまで何回間違えたか自首した人にかき氷をあげると言うと、誰よりも早くVが「3回です」と答え、その後ろに並んだSUGAも「少なくとも6回」と正直に白状(笑)。その後の挑戦では、ちょっとした罰ゲームも加わり、「BOY IN LUV」でミスしたJIMINがJ-HOPEからピコピコハンマーで叩かれたが、痛そうに倒れるJIMINの名演技(!? )も飛び出し、面白さも満載だった。

他にも、カッコよさではなく個性を生かしてノリノリで踊った人が王になるコーナー「アンプリティーダンス王」では、妖艶に踊り始め、可愛さとセクシーさを見せるV、新鮮な“膝注意ダンス”を見せるJIN、味のある“関節ダンス”を見せるJUNG KOOK。制限時間内に日めくりカレンダーを一番たくさん破った人が王になるコーナー「破壊王」では、優勝候補のRMが9月2日までいっていたが、上から順番に破っていなかったため、8月17日まで破ったVが優勝。とにもかくにも、7人が日めくりカレンダーを一心不乱に破る姿がカオスで、ある意味衝撃映像だった(笑)。

最後の第229話は、MCをチョン・ヒョンドンの代わりにヒチョル(SUPER JUNIOR)が務めた回だったが、それが思わぬ展開を呼んだ。やはりこの回も、“ランダムプレイダンス”を行ったが、罰ゲームとして、ヒチョルがお互いミスをしないようにという意味で“チュー”を提案。ミスした人がメンバーたちの頬にチューをすることになったのだ。

曲は「RUN」からスタート。「I NEED U」、「BOY IN LUV」へと続いたが、やはり鬼門の「BOY IN LUV」。JUNG KOOKとJ-HOPEがミスした容疑をかけられ、MCのDefconnがメンバーたちに「JUNG KOOKからチューされるのがいい?それともJ-HOPEからチューされるのがいい?」と聞くと、Vが「2人でするのがいいんじゃない?」と瞬殺。JUNG KOOKとJ-HOPEがチューするスイートな(?)シーンが生まれたのだ。ここでの注目ポイントは、Defconnと共にVが、JUNG KOOKとJ-HOPEの顔を無理やりくっつけ、無邪気に喜んでいたことだ。

2度目の挑戦では「RUN」に続き、「I NEED U」でSUGAがミスをし、メンバーたちから腕にしっぺされる罰ゲームをくらい、3度目の挑戦では「RUN」、「War of Hormone」、「I NEED U」と続いたが、やはり最後も「BOY IN LUV」でポジション取りができなかったJIMINが痛恨のミス。罰ゲームでメンバーたちからはお尻を叩かれ、ヒチョルからはバックハグからのチューをもらい、もだえるJIMINというシーンで終わった。

また、ファンの留守電メッセージにメンバーたちが答えるコーナー「アイドルコールセンター」では、まずはメンバーたちがワケも分からず謝罪することに。あまりに電話が殺到したため、番組始まって以来初めて電話線が故障してしまい、電話局の技術者たちが深夜に総出動し、仕事をするハメになったそうだ。そんな電話局への謝罪だったが、「BTS」の人気はこの頃から爆発していたということだ。

もう一度丁重に謝罪を終えたメンバーたちは、ファンのリクエストでモーニングコールを披露。それぞれコンセプトが与えられJIMINは方言、JUNG KOOKはサンナムジャなどを難なくこなしていたが、セクシーバージョンのVはヒチョルに見本を見せてもらった後、意を決して実演。テロップには「声だけで良かったのに、頼んでもいない表情とアクションまでやってくださり、ありがとうございます」とスタッフからのメッセージが流れていた。

さらに、この回でもガールズグループダンスを披露したメンバーたち。Vが「少女時代」の「Gee」をキュートに踊り、ガールズグループダンスを踊ったことがないというRMが「EXID」の「UP&DOWN」を踊ったのを皮切りに、JUNG KOOKとJIMINも「UP&DOWN」でセクシーの極みを見せ、ヒチョルの判定で優勝はJIMINの手に渡った。

今回の特集では、“ランダムプレイダンス”やガールズグループのカバーダンスなど、改めて「BTS」のダンスの上手さが分かるシーンを中心に構成され、時代を感じさせる懐かしさなどもありつつ、「週刊アイドル」では「BOY IN LUV」が数々のドラマを生み出していたことも分かった。それに、「BTS」の初々しい魅力がたっぷり詰まった特集だった。

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