デルタ変異株によって再び需要が高まる新型コロナ診断キット、変異株への特化製品も開発=韓国(画像提供:wowkorea)
デルタ変異株によって再び需要が高まる新型コロナ診断キット、変異株への特化製品も開発=韓国(画像提供:wowkorea)
新型コロナウイルスのワクチン接種が開始されて、停滞していた診断機器業界が再び息を吹き返している。インドで初めて発見されたデルタ変異株が全世界に拡散して接種率が高い国でも感染者が再び増えているためだ。診断キットの輸出も反発に転じて、6月には輸出額が増加するという予想だ。

関連業界によると25日、SDバイオセンサー社やスジェンテック社などの生産工場があるチュンチョンブクド(忠清北道)チョンジュ(清州)市の今年1~5月の診断キット輸出額は計12億ドル(約1329億円)と集計された。前年同期(1億356万ドル)比で11.5倍となっている。

また、診断キット業界は先を争って変異株を検査できる製品を開発している。韓国のシージェン社は4月、1回の検査で変異株の感染まで検査するだけでなく、英国型・南アフリカ型・ブラジル型・日本型・ナイジェリア型など5種の変異株を区別することができる製品を開発し、近いうちに発売する予定だ。
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