金成浩法務部長官=(聯合)
金成浩法務部長官=(聯合)
法務部の金成浩(キム・ソンホ)長官が青瓦台(大統領府)に辞意を表明していたことが6日に確認された。青瓦台は近く金長官の辞意を受け入れるものとみられ、後任には国家清廉委員会の鄭城鎮(チョン・ソンジン)委員長が有力視されている。

キム・ソンホ の最新ニュースまとめ

法務部の洪満杓(ホン・マンピョ)広報管理官によると、金長官は同日午前に緊急幹部会議を開き、先週初めに盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領に会い辞意を表明したことを明らかにした。金長官は「進退に関するマスコミの報道が最近相次いでおり、人事権者の負担を軽減するために辞意を表明した」と話したという。

 金長官は昨年8月、国家清廉委員会の事務処長から法務部長官に抜てきされた。この1年余り、「法治主義の実現」「起業しやすい環境の造成」に重点を置いて業務を遂行してきたが、企業寄りの発言に偏っているとして労働界からの反発も招いていた。また6月の臨時国会では、盧大統領の発言と公職選挙法問題をめぐり、選管が大統領の発言を問題視した公職選挙法の「公務員の選挙中立義務」規定は違憲とは思わないと答弁し、盧大統領と異なる立場を示したとして更迭説も出ていた。

Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.

Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0