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選手村は五輪期間に最大1万8000人の選手や関係者を収容するため、21の建物で構成されている。公式会場日は13日で、約1か月間解放される。8月中旬から9月8日まではパラリンピックの選手村へと移行する。
選手村は居住棟や運営ゾーン、交流施設など3区域に別れ、核心となるビレッジプラザには銀行やランドリー、インターネットカフェなどが完備された。食堂には約700種類のメニューが提供される。選手村の中央には新型コロナウイルス対策として、陽性反応となった選手たちを隔離治療するための発熱外来診療所も設置されている。
選手はそれぞれ最大8人まで収容可能なマンションで過ごすことになる。だが、宿舎内に入るベッドが最も物議を醸している状況。段ボールで作られた再利用ベッドを使用するからだ。段ボールの上で睡眠をとることがスポーツ選手のコンディションに影響を及ぼすのではと心配する声が上がっているというもの。睡眠は選手のコンディション維持に重要な要素である。日本のネットユーザーも「狭すぎて不便そう」、「外国人選手から見ると驚くべき小ささ」などの反応を見せている。
選手村内での飲酒問題も論議となっている。東京オリンピック組織委員会は「コンドームは配布しないが、酒類の持ち込みは原則許可する」との立場を明かした。もちろん、部屋内での飲酒に限られるとの条件付きだが、これまでの選手村の生活状況を見ると、このルールが守られる確率はゼロに近いとの意見が相次いでいる状況だ。
選手の健康に直結する最も“深刻な問題”に挙げられているのが食事だ。福島県で生産される食品が選手村の食堂で提供される予定となっており、韓国では波紋が広がるばかり。
チャン・インファ大韓民国選手団長は「選手村近隣に用意する給食センターに支援できる品目をすでに送り、新鮮度の維持が重要な果物、肉類、魚などは現地で検証された食材を供給する予定」としながら「韓国選手団が競技場または、訓練場に移動する際は弁当を供給する計画」と説明した。イ・ギホン大韓体育会長も「IOCが世界保健機関(WHO)や国際原子力機関(IAEA)と福島産の食材使用に関して論議中だと聞いている。関連機関が綿密に検討することを前提に、選手たちには魚類の摂取に関する教育を進める計画」と伝えた。
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